1月18日からの「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で幕を開けた米国女子ツアー。新たなルーキーも加わり、さらに盛り上がること間違いなし。ということで、2024年のツアーで知っておきたいことを予習・復習しておこう。今回は『海外メジャー大会の開催地』について。

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米国女子ツアーは今年も5つのメジャー大会を実施する。初戦「シェブロン選手権」と第4戦「アムンディ・エビアン選手権」を除く3大会は毎年会場をローテーションして開催。今年の開催地をおさらいしよう。

4月18日に開幕するシェブロン選手権は、米テキサス州のザ・クラブ・カールトン・ウッズで開催。ミッションヒルズCCから会場を移し、今年で2回目を迎える。ミッションヒルズ時代には優勝者が18番グリーンわきの“ポピーポンド”へダイブすることが恒例行事となっていたが、コースが変わってもそれは健在。昨年はリリア・ヴ（米国）がメジャー初制覇を遂げてジャンプ台から“普通の池”に飛び込み、その伝統は受け継がれた。

第2戦は女子ゴルファー世界NO.1決定戦の「全米女子オープン」（5月30～6月2日）。東海岸のペンシルベニア州に位置するランカスターCCで行われる。2015年大会以来、2度目の開催。そのときは6460ヤード・パー70で行われた。チョン・インジ（韓国）が優勝し、ここから“メジャーハンター”としての一歩目を踏み出した。

西海岸のワシントン州シアトル近郊のサハリーCCで行われるのが第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」（6月20～23日）。16年以来2度目の開催となる。1969年に開場し、98年の海外男子メジャー「全米プロ」の開催に合わせて改修された。前回大会は当時18歳のブルック・ヘンダーソン（カナダ）が優勝。4日間アンダーパーは7人のみで、難易度は高かった。