＜ヒューゲルJTBC ロサンゼルス・オープン　初日◇19日◇ウィルシェアCC（6,450ヤード・パー71）＞

米国女子ツアーの新規大会「ヒューゲルJTBC ロサンゼルス・オープン」が現地時間19日に開幕。初日を終え、日本の上原彩子は2バーディ・2ボギーの「71」、イーブンパー・29位発進となった。

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2オーバーで迎えた後半の6番。グリーン前の花道から上原が放った第3打は、そのままカップに吸い込まれチップインバーディ。「良いチップが入ってくれて流れが変わった」というワンプレーで何とか持ち直し、グリーンに苦しめられた初日をイーブンパーで乗り切った。

そんな上原は、先日自らの意識を変える、ある助言を受けていた。それは先週の「RBCヘリテイジ」で米ツアー初優勝を果たした小平智を支えた妻・古閑美保さんからのものだった。

今季の海外女子メジャー初戦「ANAインスピレーション」で優勝争いに加わりながら8位タイに終わった上原は、この大会を通じ「運」の重要性を痛感。そこで親交が深い美保さんに、「運ってどうやったら引き寄せられるんでしょうね？」という内容の質問メッセージを送った。すると、返ってきた答えは、「プロはそんなことを言ってはダメ」という“叱責”だった。