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「集中力が切れてたかな(笑)」 竹田麗央は“長かった”ムービングデーに浮上ならず

4打差の3位から出た竹田麗央は2バーディ・1ボギーの「71」とひとつ伸ばすも、トータル7アンダー・6位タイに後退した。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年2月1日 23時00分

<ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2日目◇31日◇レイクノナG&CC(米フロリダ州)◇6624ヤード・パー72>

優勝争いから後退するムービングデーになった。首位と4打差の3位から出た竹田麗央は2バーディ・1ボギーの「71」とひとつ伸ばすも、トータル7アンダー・6位タイに後退。首位との差は8打に広がり、悔しさをにじませた。

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序盤から上位を追いかけたが、その背中は遠のいていった。6番パー3で左上4メートルを決めてバーディを先行させたが、7番では3パットのボギー。その前後でもチャンスになかなかつけきれず、短いパットはカップに蹴られるなど、追いかける立場として厳しいフロントナインだった。

後半に入ると、ティイングエリアで前の組を待つこともしばしば。「きょうは…すごく長かった。なかなかバーディが来ずに、後半は待ちもあったので、集中力が切れてたかなと思う(笑)」と、普段はポーカーフェースの21歳も珍しく苦笑い。実測231ヤードに設定された14番パー4でも待たされ、ワンオンチャレンジは失敗に終わった。「でも、全組待っていたのでしょうがない。チャンスホールであしたは取れればいいなと思う」と切り替える。

きょうの反省点はグリーン上だ。32回だったパッティングは「ラインが読み切れていなかったり、出玉がそろっていなかったり。きょうは合っていなかった」と思い通りにいかなかった。それでも、「そういう日もあると思ってあしたは入ればいい」と、すでに気持ちは前を向いている。

プロアマ形式で行われる今大会で、きょうはNBA歴代屈指の3ポイントシューター、レイ・アレンとプレーした。すらりとしたスタイルからプロ顔負けの力強い球が飛び出す。「ヘッドスピードがめちゃくちゃ速くて、ドライバーを持ったところは、球が追えないぐらい本当にすごかった」と日本の飛ばし屋もビックリ。「去年、日本に行ったみたいです」と積極的に話しかけられていた姿も、新鮮で印象的だった。

首位のキム・アリム(韓国)は「67」をマーク。殿堂入りのリディア・コ(ニュージーランド)は「65」、世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)も「67」としっかりスコアを伸ばし、首位に食らいついた。「きょうはチャンスホールが多かった。そこでしっかり取っていける選手じゃないと上に行けないなって思った」と“現在地”も確認した。もちろん、竹田自身にも、“実力を発揮できれば…”という手ごたえもあるはずだ。

もどかしいラウンドのなかでも、ピンを刺すショットで“らしさ”を光らせた場面もあった。「あしたが最後の1日。しっかり自分のプレーを出し切って終えられたら」。過去2シーズンの優勝者のみが出場できる大会で、ルーキー出場は竹田だけ。これからの転戦に希望を膨らませられるようなデビュー戦にしたい。(文・笠井あかり)

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