ロッテ選手権
またも池ポチャダボ… 原英莉花は終盤失速で伸ばせず「気分悪いです」
原英莉花は終盤に池につかまりダブルボギー。スコアを伸ばせなかった。
配信日時:2024年11月9日 03時51分
<ロッテ選手権 3日目◇8日◇ホアカレイCC(米ハワイ州)◇6536ヤード・パー72>
2日目に「69」をマークして28位に浮上。原英莉花にとってさらに伸ばしていきたいムービングデーだったが、終盤に落とし穴が待っていた。
2番でボギーが先に来たものの、バウンスバックを含む前半で3バーディ。上積みを目論んだ後半にスコアを落とすことになった。「好き」という2サムでのプレーだったが、後半に入るタイミングで組全体にルーリングからプレー進行を早めるように注意が入った。それを引きずるように10番ではティショットを左に曲げる。「そこからちょっと流れが悪くなってしまった」と停滞し始めた。
それでもパーを並べ続けて迎えた17番パー4は、フェアウェイ右サイドに池が待ち構え、予選ラウンド2日間の平均スコアは『4.269』で最難関のホール。「私のなかでは17番にすごく苦手意識がある。そこで1番いっちゃいけないほうにいってしまったのが残念。左のバンカーが見えてしまったのが悔やまれますね」。これまでの“貯金”を使い果たす池ポチャダブルボギーに「気分悪いです」と肩を落とした。
17番は初日はバーディ、2日目はパーで切り抜けていたが、アーニー・エルス(南アフリカ)設計の難コースに手を焼いている。初日は3番でティショットを池に入れて同じくダブルボギー。ビッグスコアを阻むミスが悔しい。
トータル2アンダーは変わらず、順位は41位タイに後退した。「上位に行かないと何の意味もない。自分を磨いていきたい。これからの自分のゴルフにつながるプレーをしたいなと思います」。米ツアーの来季出場権をかけた予選会「Qシリーズ」まであと1カ月。手ごたえをつかめるようなラスト18ホールにしたい。
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