＜ショップライトLPGAクラシック 事前情報◇4日◇シービューGCベイC（ニュージャージー州）◇6197ヤード・パー71＞

先週行われた海外メジャー「全米女子オープン」で大会2勝目を挙げた笹生優花と、2位になった渋野日向子が、今週出場する「ショップライトLPGAクラシック」の会場に姿を見せ、一緒に練習ラウンドを行った。

もともと一緒に回る予定はなかったものの、練習場で会い、タイミングもよかったため、同伴プレーが実現。昼過ぎに10番からスタートし、まずはイン9ホールのコースの状態などを確かめた。激闘を終えてからまだ2日しか経っていないが、笑い声が絶えないラウンドで元気な様子を見せている。

普段から仲良しの2人。「楽しかった」と感想を話した渋野は、「私にとって、優花は頼りになる部分がありすぎる。こうやって一緒に練習ラウンドをさせてもらうことは今までもあったし、これからもあると思う。お願いすることもあるだろうし…ちょこちょこついていきたいな（笑）」と、2度目の全米制覇を果たした“後輩”について話す。

一方、「（先週の）結果は関係なくラウンドして、先輩・後輩が一緒に回ってる感じですね」という笹生も、「仲がいい選手がいるのはいいこと。渋野さんとはいろいろなことを話しています」と信頼感をうかがわせた。

米国女子ツアーで年間2試合しかない3日間大会のひとつは、7日（金）に開幕。プロアマが5日（水）、6日（木）と2日間あり、渋野と笹生はともに6日に出場し、そこで18ホールをプレーする。あすは練習のみになるため、貴重なラウンドになったはずだ。（文・間宮輝憲）