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畑岡奈紗は連覇ならずも…初めてのコースで7位 「トップ10フィニッシュできてよかった」

米国女子ツアー最終ラウンド。畑岡奈紗は優勝に届かなかった。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年4月3日 15時00分

<DIOインプラントLAオープン 最終日◇2日◇パロス・ベルデスGC(米カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

連覇へ向けて5打差を追いかける最終日は、苦しい一日となった。畑岡奈紗は3バーディ・2ボギーの「70」と伸ばしきれず、トータル10アンダー・7位タイでディフェンディング大会を終えた。

出だし1番でバンカーから寄らず入らずのボギー発進としたが、3日目にトラブルダボを喫した2番で5メートルを決めてバウンスバック。それでも4番でショットとアプローチが乱れてボギー、6番でバーディと、落としては戻すという展開が続いた。「前半から早くに2桁に乗せてチャンスをどんどん作っていきたかったけど、それがなかなか最初からできなかった」と序盤の滑り出しを悔やむ。

それでも、戦略的かつリスクを伴うホールでいかに好スコアを積み上げたかを年間を通して競う「AONリスク・リワード・チャレンジ」に設定されている16番パー5では、ピンを越えたところに池がかかるなか果敢に攻めた。フェアウェイから2オンを狙ってグリーン左エッジピンハイに運ぶと、これを寄せてバーディ。「1日目から3日目まで取れそうで取れなかったので、しっかり攻めのラインにはいけた」と後半唯一奪ったバーディを振り返る。

この日のフェアウェイキープ率は100%で、4日間を通してみれば56ホール中52ホール(92.8%)とかなりの高精度。だが続くパーオン率は72ホール中56ホール(77.8%)とやや下がる結果に。「特につま先上がりのライからが、いまは課題なのかなと。あとはグリーンが軟らかかったので、そのスピンコントロールができなかった」と、左に行きがちだったアイアンショットでは課題も見えた。

ディフェンディング大会とはいえ、開催コースは昨年大会のウィルシャーCCではなくロサンゼルス近郊のパロス・ベルデスGCで“真逆タイプ”のコースだった。初めて回ったコースでの7位には「難しい部分はたくさんあったけど、トップ10フィニッシュができてよかった」と、今季開幕戦以来となる2回目のトップ10入りをよろこぶ。

次戦の「ロッテ選手権」までは1週間のオープンウィークを挟むが、その間に7月開催の海外メジャー「全米女子オープン」が開催されるペブルビーチGLの練習ラウンドを行う予定。ハワイ戦に向けて、そして“獲りたい”という念願のメジャータイトルに向けて。悔しさを受け止め、次の勝利へと気持ちを切り替える。(文・笠井あかり)

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