米国女子ツアーは先週、欧米対抗戦「ソルハイムカップ」が開催された。実質2週間のオフを経て、いよいよ今週から秋の陣へと突入する。
古江彩佳の“赤字率”は68%、トップ10入りも昨年超え 西郷真央が日本勢2番手【米女子スタッツ分析】
米国女子ツアーの日本勢スタッツをおさらいしてみよう。今回は『60台でのラウンド数』、『トップ10入り』
配信日時:2024年9月17日 03時30分
米国女子ツアーは先週、欧米対抗戦「ソルハイムカップ」が開催された。実質2週間のオフを経て、いよいよ今週から秋の陣へと突入する。
今季は9人の日本勢がメンバーとして参戦し、笹生優花が「全米女子オープン」、古江彩佳が「アムンディ・エビアン選手権」を制し、海外メジャー2勝。ルーキー3人も奮闘を続けている。そんな日本勢のスタッツをおさらいしてみよう。今回は『60台でのラウンド数』、『トップ10入り』など。
◇
古江彩佳は今季メジャー1勝を挙げ、スタッツでも軒並み上位につけている。日本勢では1988年の岡本綾子以来の栄冠、平均ストローク1位『ベアトロフィー』戴冠に向け、現在は「70.057」で2位。この好スコアに表れているように、様々なスタッツで首位を走っている。
アンダーパーでのラウンド数を表す『サブパーラウンド』では48回で1位。割合にすれば68.57%で、こちらも全体1位だ。さらに深堀りすると、『60台でのラウンド数』は31回(44.29%)で、この回数も全体1位。昨年を上回るハイペースで“赤字”を量産している。
古江の超安定感はこんなところにも表れている。たとえば、『トップ25入り』は15回(78.95%)、『トップ10入り』も10回(52.63%)で全体1位だ。未勝利に終わった昨季はそれぞれ15回、8回だったから、すでに自己ベストと同等、あるいは更新している。まだシーズン半ば。どこまで記録を伸ばしていくのか。
ほかの日本勢では、西郷真央が60台でのラウンド数が23回(5位)、トップ10入りは5回(11位)でともに古江に次いで2番手。新人賞争いトップをひた走るツアールーキーにも期待したい。
【60台でのラウンド数】
1位 古江彩佳 31回、44.29%
5位 西郷真央 23回、34.33%
24位 西村優菜 17回、28.81%
36位 笹生優花 16回、35.56%
51位 畑岡奈紗 14回、23.33%
80位 勝みなみ、10回、19.23%
80位 渋野日向子 10回、18.87%
112位 吉田優利 7回、20.59%
171位 稲見萌寧 2回、5.88%
【トップ10入り】
1位 古江彩佳 10回、52.63%
11位 西郷真央 5回、25%
30位 畑岡奈紗 3回、16.67%
47位 笹生優花 2回、13.33%
47位 勝みなみ、渋野日向子、西村優菜 2回、11.11%
74位 稲見萌寧 1回、7.69%
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