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差はわずか0.023…古江彩佳はベアトロフィー争いで接近 新人賞かかる西郷真央は優勢キープ

年間平均ストローク1位の選手に贈られる『ベアトロフィー』がかかる古江彩佳、『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』(新人賞)がかかる西郷真央。現在の状況は?

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年11月23日 14時00分

<CMEグループ・ツアー選手権 2日目◇22日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇6700ヤード・パー72>

CMEランキングトップ60のみが出場する最終戦も折り返し地点を迎えた。第2ラウンドを終えて、エンジェル・イン(米国)が単独首位。アン・ナリンとチェ・ヘジン(ともに韓国)が2位に並んでいる。

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同時に、賞レース争いもし烈を極めている。年間平均ストローク1位の選手に与えられる『ベアトロフィー』争いでは、現在2番手につける古江彩佳が、首位のユ・ヘラン(韓国)に接近している。

ヘランが「69.977」、古江が「70.047」で今大会を迎えた。そしてヘランが連日の「71」で平均ストロークを落としたのに対し、古江は連日の「69」で浮上。ヘランが「70.000」、古江が「70.023」として、ストローク差は0.070から0.023にまで縮まった。

ベアトロフィーは多くの選手が気にするスタッツのひとつで、これまでも多くの名手が獲得してきた。古江が戴冠となれば、日本勢史上初。じわりと詰め寄り、逆転は目前だ。

さらに、『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』(新人賞)では西郷真央とイム・ジンヒ(韓国)が争っている。現在リードする西郷に対し、イムが逆転する最低条件は「3位以上」。イムは第2ラウンドを終えて首位と11打差のトータル1オーバー・52位タイにつけており、西郷が依然、優勢となっている。

西郷が新人賞を獲得すれば、1990年の小林浩美以来、日本勢2人目の戴冠となる。

2024年シーズンも残り36ホール。ツアー史上最高の優勝賞金400万ドル(約6億1800万円)だけでなく、白熱した名誉ある賞レース争いにも注目だ。(文・笠井あかり)

■ベアトロフィー争い(開幕前→2R終了後)
ユ・ヘラン 69.977→70.000
古江彩佳 70.047→70.023

■新人賞争い
西郷が受賞する条件
・西郷が優勝
・西郷が2~35位→イムが2位以下
・西郷が36~40位→イムが3位以下
・西郷が41~60位→イムが4位以下

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