米国女子ツアーは現地18日から行われる「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で幕を開ける。新たなルーキーも加わり、さらに盛り上がること間違いなし。ということで、2024年の米国女子ツアーで知っておきたいことを予習・復習しておこう。今回は『シード権』について。
アジアが勢力拡大中 日本勢は5人、シード獲得選手の出身国・地域【24年米女子ツアー丸わかり】
米国女子ツアーは現地18日から行われる「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で幕を開ける。日本勢では新たに3人がルーキーとして加わり、さらに盛り上がること間違いなし。そこで、2024年の米女子ツアーで知っておきたいことを予習・復習しておこう。
配信日時:2024年1月18日 04時30分
米国女子ツアーは現地18日から行われる「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で幕を開ける。新たなルーキーも加わり、さらに盛り上がること間違いなし。ということで、2024年の米国女子ツアーで知っておきたいことを予習・復習しておこう。今回は『シード権』について。
◇
来季出場権はポイントランキングによって争われる。シーズンを終えて上位80名の選手がプライオリティリストのカテゴリー1に入ることができる。出場優先順位を入れ替えるリシャッフルに影響されることなく、シーズンを通して安定した出場が望める最上位のカテゴリーで、いわゆるフルシードだ。
一方、ランキング81位から100位までの選手はカテゴリー11まで下がり“準シード”と呼ばれる。フルフィールドの多くの試合は出場できるが、これはリシャッフルの対象となるため、序盤の出場試合で好成績を出していくことが大事になる。
日本勢でシード権を獲得したのは5人。ポイントランキング日本勢最上位につけた古江彩佳、笹生優花(メジャー優勝による5年シードも保持)、畑岡奈紗、西村優菜、勝みなみ。西村と勝はルーキーイヤーで初シードを得た。
渋野日向子はランキング82位とわずかに及ばず準シード。昨年11月「TOTOジャパンクラシック」で優勝しメンバー入りした稲見萌寧はカテゴリー7『ノンメンバーの優勝者』、昨年12月の「Qスクール」(米最終予選会)を突破して米メンバー入りを果たした西郷真央と吉田優利はカテゴリー14に入る見込み。
シード選手80人のなかで、最も多い国・地域は“お膝元”でもある米国で19人。ランキング1位のリリア・ヴやネリー・コルダ、滑り込みでシードを得たレクシー・トンプソンらが名を連ねている。
12人で2位につけるのは、ゴルフ大国と呼ばれる韓国。ルーキーVを飾ったユ・ヘランらも加わり、米国に続いて大帝国を築いている。
さらに、ほかのアジア圏も奮闘している。タイはアタヤ・ティティクルら6人がシード入りし、続いて日本とオーストラリアが5人、中国が4人と上位を占めている。
【シード獲得選手の出身国・地域】
米国:19人(リリア・ヴ、ネリー・コルダ、レクシー・トンプソンら)
韓国:12人(キム・ヒョージュ、コ・ジンヨン、チョン・インジら)
タイ:6人(アタヤ・ティティクル、パティ・タナタバキットら)
日本:5人
オーストラリア:5人(ミンジー・リー、ハナ・グリーンら)
スウェーデン:5人(リン・グラント、マヤ・スタークら)
中国:4人(イン・ルオニン、リン・シユら)
イングランド:3人(チャーリー・ハルら)
フランス:2人(セリーヌ・ビュティエら)
スペイン:2人(カルロタ・シガンダら)
ドイツ:2人(エスター・ヘンセライトら)
メキシコ:2人(ガビー・ロペスら)
デンマーク:2人
カナダ:1人
アイルランド:1人
南アフリカ:1人
インド:1人
台湾:1人
スコットランド:1人
フィリピン:1人
ノルウェー:1人
スイス:1人
北アイルランド:1人
フィンランド:1人
関連記事
LPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |