<LPGAドライブオン選手権 初日◇25日◇ブレーデントンCC(フロリダ州)◇6557ヤード・パー71>
先週の開幕戦を4位で終えた古江彩佳が、2週連続の上位争いへ向け好発進。フロリダ連戦の初日は、尻上がりの一日になった。
風のなかでもショット数値は高水準 先週に続く好発進へ導いた古江彩佳の“思考”
古江彩佳は後半でチャージをかけて「68」。3アンダー・9位タイの好発進を決めた。
配信日時:2024年1月26日 02時30分
<LPGAドライブオン選手権 初日◇25日◇ブレーデントンCC(フロリダ州)◇6557ヤード・パー71>
先週の開幕戦を4位で終えた古江彩佳が、2週連続の上位争いへ向け好発進。フロリダ連戦の初日は、尻上がりの一日になった。
序盤は、コースに吹き込んだ強風に苦しんだ。「読みすぎて風をスルーしてボギーも叩いたり、前半は特にジャッジが難しかったですね」。6番を終えた時点で1オーバー。だが、9番パー3で10メートル弱のバーディパットが決まると、雰囲気が一変する。「イーブンに戻せて、そこからうまく切り替えられた」と、後半のラッシュにつながった。
13番で6メートル、14番では3メートルを沈めて連続でスコアを伸ばすと、最終18番パー4も2メートルを決めてバーディ締め。ただ、その18番のセカンドは、残り160ヤードを8番アイアンで放ったが「ちょっと引っかけた」という。しかし、それも織り込み済みだった。
「引っかけるくらいでもいいという距離感だった。グリーン奥を警戒して(小さいクラブで)飛ばしに行ったので、いいミスかな。フラットな面でも、キャリーだと大きく飛んでしまうグリーン。それを警戒して、風があるので飛ばせば届くんじゃないか、と。ひっかけながらも距離は合わせることができました」。こういった思考を随所に働かせるのが、古江のゴルフの真骨頂ともいえる。
あすは午前組。ただ初日は朝からすでにコースに強い風が吹き込んでいた。“おだやかな午前”とはいかない可能性もある。「風と友達になれるように読み切っていけたら。自信を持ってショット、パットを打ちたいですね」。初日はその風のなかフェアウェイキープ数は14ホール中13回。パーオンも16回成功させている。
首位とは3打差。「最後まで続けられたらいいな」と、変わらず今週も通算2勝目を目指していく。(文・間宮輝憲)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
LPGAドライブオン選手権
LPGAドライブオン選手権のニュース
- 畑岡奈紗は今季2戦目でトップ10入り 「ケガの予防になる」スイングで大きな“悩み”も解決
- 2季ぶり栄冠で涙 地元ファン熱狂の“ネリー劇場”「すべての勝利にはストーリーがある」
- 「良かったイメージが台無し」 西郷真央は“ほろ苦い”デビュー戦に
- 古江彩佳が強風に苦しみながらも2週連続4位 目の当たりにした“ネリーの意地”には「最後まで集中していた」
- LPGAドライブオン選手権最終日 古江彩佳のハイライト【動画】
LPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |