高校1年間と大学4年間を米国で過ごした谷田侑里香(たにだ・ゆりか)は、米女子下部にあたるエプソン・ツアーを主戦場とするプロゴルファーだ。昨シーズンは下部ポイントランキング52位でシードを獲得した。目指すは、長年夢見てきたLPGAツアー参戦。その姿を追う。
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みなさん、こんにちは! 先週のエプソン・ツアー第2戦目の「アトランティックビーチ・クラシック」が終わりました。今回は大学時代のチームメイトのお兄さんがキャディをしてくれて、楽しく回ることができました。とても感謝しています。
結果はトータル6オーバーの29位タイ。予選通過をして3日間を戦い切ることはできましたが、4位タイからスタートして、最終的に29位に落ちてしまったのはすごく悔しい。簡単ではないことはわかっていますが、上位で終えたかった。初戦で予選落ちをしたときよりも悔しい。こんな気持ちになるんだ…と新しい発見でした。
ラウンドが終わった後の練習で自分のスイング動画を見て、悪いクセが出ていたことに気づいたのですが、それをコースで早く気づいて、ラウンド中にショットの修正をしないといけない。去年からの課題ですし、自分のなかで(克服するための)ポイントが見つけられたので、今後に生かしていけたらと思います。
さて、試合が終わった後に同じフロリダ州で開催されていた米国男子ツアーの「アーノルド・パーマー招待」を観戦しに行きました。ツアーを見に行くのは3~4年ぶりなので、いろいろな練習方法なども見られて楽しかったです。みなさんのレベルが本当に高くて、ゴルフがすごく簡単に見えました…(苦笑)。
松山英樹さんの組にも数ホールついてプレーを見たのですが、本当に雰囲気があるな…と。特にセットアップするときなど、どこを意識して、何に集中しているのか、が伝わってきます。パットも構えたときに入りそうだな、と。何も言わなくても、わかるぐらいの雰囲気が出ていてかっこよかったです。ゴルフって、雰囲気を出すのが大切だなと思いましたし、次の試合で参考にしていきたいと思いました。
次戦は14日からフロリダ3連戦の最終戦となる「IOAゴルフクラシック」に出場してきます。1試合目、2試合目で学んだことを出し切れたらいいなと思っていますし、優勝を目指して初日からいいスタートが切れるように頑張ります。みなさん、引き続き応援よろしくお願いいたします。