<パリ五輪 最終日◇10日◇ル・ゴルフナショナル(フランス)◇6374ヤード・パー72>
五輪連覇を逃したネリー・コルダ(米国)が淡々と大会を振り返った。「攻めるときは攻めて、守るときは守れた。終盤の数ホールを除けば、いい1週間だったと思う」。最終ラウンドは「75」で3つ落とし、トータル1アンダー・22位タイにも、3年ぶりの五輪を前向きに振り返った。
「最近の私はミスを重ねる」 ネリー・コルダは連覇ならず、一発の“シャンク”で終盤失速
パリ五輪女子ゴルフ競技はメダルをかけた最終ラウンドが終了。ネリー・コルダは連続金メダルを逃した。
配信日時:2024年8月10日 23時30分
Round 4 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -10 | リディア・コ |
2 | -8 | エスター・ヘンセライト |
3 | -7 | リン・シユ |
4 | -6 | ビアンカ・パグダンカナン |
4 | -6 | ハナ・グリーン |
4 | -6 | エイミー・ヤン |
4 | -6 | 山下 美夢有 |
8 | -5 | シュ・ウェイリン |
8 | -5 | ローズ・チャン |
10 | -4 | マヤ・スターク |
<パリ五輪 最終日◇10日◇ル・ゴルフナショナル(フランス)◇6374ヤード・パー72>
五輪連覇を逃したネリー・コルダ(米国)が淡々と大会を振り返った。「攻めるときは攻めて、守るときは守れた。終盤の数ホールを除けば、いい1週間だったと思う」。最終ラウンドは「75」で3つ落とし、トータル1アンダー・22位タイにも、3年ぶりの五輪を前向きに振り返った。
首位とは5打差からのスタートで、2番からの連続バーディで追い上げを開始。その後はボギーもありながら、14番終了時点でトータル5アンダーとメダルも見えていたが、15番で落とし穴が待っていた。2打目が池越えの一打になるパー4。ティショットをフェアウェイに置いたが、その2打目がまさかの“シャンク”になった。「ダフってシャンクして、池に入ったの」とここで痛恨のトリプルボギー。一気に順位を落とした。
「最近の私に起きていることは、ミスをすると、またそのあとにミスを重ねるということ」。池の手前にドロップして放った4打目もグリーンを外し、5オン2パット。歯車が狂うと、大きなミスにつながる負のスパイラルに苦しんだ。
五輪連覇も消え、メダルも獲得できなかったパリでの戦いだが、そこまで悲観はしていない。「アメリカの代表としてまた五輪チームに戻ってこられたことは素晴らしいこと。2度目のオリンピアンで、金メダルも持っている。それは誇り」。五輪戦士としてのプライドは何物にも代えがたい。
今年は春先に出場5試合連続優勝というツアー記録タイに並ぶ偉業を達成した。今季すでに6勝で世界ランキングもぶっちぎりの1位だが、6月以降は調子を落としている。そんな中で3日目まではメダルも見える位置でプレーできた五輪での戦いは、シーズン後半に必ずつながるはずだ。
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Round 4 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -10 | リディア・コ |
2 | -8 | エスター・ヘンセライト |
3 | -7 | リン・シユ |
4 | -6 | ビアンカ・パグダンカナン |
4 | -6 | ハナ・グリーン |
4 | -6 | エイミー・ヤン |
4 | -6 | 山下 美夢有 |
8 | -5 | シュ・ウェイリン |
8 | -5 | ローズ・チャン |
10 | -4 | マヤ・スターク |
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