今季女子メジャーの最終戦は、聖地セント・アンドリュース・オールドコースで開催される。同大会の連続出場43回を誇るのは英国のローラ・デービース(イングランド)は、最後の「AIG女子オープン」として最高の舞台となるはずだったのだが「もう私は戦うに十分なゴルフではない」と出場を断念した。
連続出場43回のレジェンド ローラ・デービースがAIG女子オープンへの参戦を断念
レジェンド・ローラ・デービースが「AIG女子オープン」の出場を断念した。
配信日時:2024年7月23日 23時30分
今季女子メジャーの最終戦は、聖地セント・アンドリュース・オールドコースで開催される。同大会の連続出場43回を誇るのは英国のローラ・デービース(イングランド)は、最後の「AIG女子オープン」として最高の舞台となるはずだったのだが「もう私は戦うに十分なゴルフではない」と出場を断念した。
デービースが「AIG女子オープン」の前身、「全英女子オープン」に初出場したのは1980年で16歳のアマチュアだった。86年大会で勝利し、大会が開催されなかった83年を除いて、一度も欠場していない。同大会がメジャーとなったのは2001年だが、歴代チャンピオンは男子全英オープンと同様に60歳まで大会の出場資格を保有する。現在60歳のデービースにとっては今年が最後の「AIG女子オープン」となるはずだった。
決断をしたのは5月に出場した「LPGAシニア選手権」。ユタ州のクーパーロックGCで開催されたが初日にティーショットが大きく乱れ『81』と崩れた。「実際ティーショットの結果はそれほど悪くなかったが、感触がどうしようもなかった」と話す。3日間大会で残り2日は盛り返し39位で終えたが、「オールドコースをプレーするには十分なプレーができない」と決断に至ったという。「トップレベルでプレーした人には分かると思う。自分のプレーができなくなった」と苦しい胸中を明かしている。
2015年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしたレジェンドは「今は全米シニア女子オープン(8月1~4日)をすごく楽しみにしている」。オールドコースには英国でTV放映されるスカイスポーツのリポーターとして現地を訪れるとした。(文・武川玲子=米国在住)
記事に関連するリーダーボード
関連記事
AIG女子オープン
AIG女子オープンのニュース
- 来ました“聖地”セント・アンドリュース ゴルファー憧れの場所はやっぱりすごかった!【新人記者ドタバタ英国取材記】
- 海外メジャー連勝逃すも最後にアンダーパー 古江彩佳、次戦は国内メジャーに凱旋出場
- リディア・コはLPGA殿堂入りの2週後にメジャーV3達成 「ゴルフの聖地で勝てたことは夢のよう」
- 緊迫の優勝争いも笑顔絶やさず 申ジエは“聖地”で2位「感謝したいし、うれしい」
- 「日本では経験したことがない」 川崎春花が聖地の4日間で学んだ“発想”
LPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |