<ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 最終日◇22日◇レイクノナG&CC(フロリダ州)◇6608ヤード・パー72>
「有名人やアマチュアの人たちとプレーできるのはユニークで楽しい。ずっとここで優勝したいと思っていたので、それが実現してうれしいわ」。2023年最初のツアー優勝者になったブルック・ヘンダーソン(カナダ)は、初日からトップを守り続けたこの「エキサイティング」な完全勝利をよろこんだ。
女子は『ステルス2』が主役に ブルックがネリーとの“新テーラーメイド対決”制し完全V「このまま成功が続いて欲しい」
米国女子ツアーはテーラーメイドの時代到来!
配信日時:2023年1月23日 08時29分
<ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 最終日◇22日◇レイクノナG&CC(フロリダ州)◇6608ヤード・パー72>
「有名人やアマチュアの人たちとプレーできるのはユニークで楽しい。ずっとここで優勝したいと思っていたので、それが実現してうれしいわ」。2023年最初のツアー優勝者になったブルック・ヘンダーソン(カナダ)は、初日からトップを守り続けたこの「エキサイティング」な完全勝利をよろこんだ。
最終日は4日間で一番の強風がコースに吹き込んだ。2番でバーディが先行したものの、独走態勢を築いた前日までのようなチャンスは作れない。6番ではティショットをグリーン左に外すと、アプローチを止められずにボギーを叩いたが、結果的にこの難コンディションのなかスコアロスはここだけ。7番ではティショットを大きく左に曲げ、ロープ外からのセカンドショットを強いられたが、これをグリーン前まで運ぶと、3打目を今度は1メートルに寄せ連続ボギーを防いだ。「難しかったなかでの2アンダーには満足している」。簡単には崩れない強さを見せつけた。
「ドライブは他の週ほどよくなかったかもしれないけど、非常に安定していた。何も文句のつけようがない。テーラーメイドに変えて本当によかったと思っているし、このまま成功が続いて欲しい」
最終日最終組には、真新しいテーラーメイドのキャディバッグが2つ並んだ。2位からスタートし同じ組でプレーしたネリー・コルダ(米国)とともに、今季から同社とクラブ契約を結んだ。2人とも手にステルス2を握り、強風に立ち向かう。最終日の飛距離は255.5ヤードだったヘンダーソンに対し、279.0ヤードと脅威的な数字を出したネリーに軍配が上がったが、“新生チーム・テーラーメイド対決”を制した。
3番ウッドやアイアンもロフト角など、大会前まで細かい部分を調整。「かなりスムーズな移行だった。テーラーメイドのチームは、これまでのセッティングに合わせたり、改善点を修正しようといい仕事をしてくれた。新しいものに慣れるのに、いつもは少し時間がかかるけど、今回は違ったわ」。スタッフにも最大の賛辞を送る。
2019年に初出場し6位になった大会は、そこから4位、9位、そして昨年が2位と、すべてトップ10入り。そして今年、この好相性の地で最高の結末を迎えることができた。完全勝利は自身3度目。「チャンピオンが集まる大会で、才能ある選手ばかりのなか勢いを失わなかった。これをアジア(2月のアジアシリーズ)に持ち込むのが楽しみね」。米国男子ツアーではキャロウェイの新ドライバー『パラダイム』が3連勝と話題を振りまくが、女子のフィールドでは赤いフェースのクラブが大きなインパクトを残した。
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