<マイヤーLPGAクラシック 最終日◇18日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6638ヤード・パー72>
「絶対トップ10には入ると思って、入るつもりで、できればトップ5に入りたいなという気持ちでやっていました」。3日目に7つ伸ばして上位争いに名乗りを挙げて最終日に臨んだ勝みなみ。ボギーなしの3バーディと3つ伸ばしたが、トータル12アンダーの17位タイと目標に届かず、複雑な心境を吐露する。
2週前までかみ合わなかったショットとパットがようやく形になってきた先週。3試合ぶりの予選通過で気を良くし、今週に入った。勢いそのままに自己最高位の7位更新を狙ったが、最終日は「ボギーは打たないけど、バーディもそんなにたくさん取れないみたいな」ゴルフとやや消化不良。それでも「自分を納得させる一日でした」と前向きに捉えることにした。
1番でバーディ発進を決めると4番でもバーディ。ところがここから足踏み状態が続く。「3メートル、4メートルのバーディパットが3連続であったけど。ストップしてしまった感じですね」と決めきれない時間が続いた。10番のパー5では楽々2つでグリーンへ。バーディとしたが、これがこの日最後のバーディとなった。
そんな一日となりながらも上位で戦う感覚は心地いい。「ここからじゃないかと思います」と不振の頃に比べれば表情の明るさがぐんぐん増す。「成長したなという風に感じますし、久しぶりにしっくりくるゴルフができているんじゃないかという手応えはあります」と、自信が戻ってきたのは大きい。
課題を挙げるなら伸ばしきれない予選ラウンド。「予選を通ったらこっちのもの」と、自分でも理由は分からないと笑うほど決勝ラウンド、とりわけ最終ラウンドの数字はずば抜けていい。「自分が目指しているのは予選通過じゃない。そういうレベルに行きたいから、予選でももっと攻めの気持ちを持ってやりたい」と、ここまでの経験を生かして満足度を上げていく。
次週のメジャー今季2戦目はいい腕試し。4月の「シェブロン選手権」は予選落ちに終わったが、上位進出をにらむいまは、当時とは状況がまるで違う。「最初のメジャーは悔しい結果に終わったので、上位で戦うことを目標にしたい。いい感じで入れる感じはある」。国内では「日本女子オープン」連覇と、大舞台には強い。初日のスタートダッシュを決めるために、あと3日間で最高潮に仕上げていく。(文・高桑均)