1月に行われた過去2年間の優勝者大会から1カ月。米国女子ツアーはアジア2連戦がまもなく開幕する。出場人数が絞られる大会ではあるが、世界のトップが集結。その後は3月下旬からいよいよ米本土の戦いが始まる。日本勢も多数参戦する米ツアー。本格開幕を前に、海外勢の注目選手をおさらいしよう。今回はネリー・コルダ(米国)。
まさかの長期離脱から完全復活 ネリー・コルダが世界1位奪還へ4年ぶりにアジアへ【米女子海外勢イチ推し】
1月に行われた過去2年間の優勝者大会から1カ月。米国女子ツアーはアジア2連戦がまもなく開幕する。
配信日時:2023年2月15日 08時00分
1月に行われた過去2年間の優勝者大会から1カ月。米国女子ツアーはアジア2連戦がまもなく開幕する。出場人数が絞られる大会ではあるが、世界のトップが集結。その後は3月下旬からいよいよ米本土の戦いが始まる。日本勢も多数参戦する米ツアー。本格開幕を前に、海外勢の注目選手をおさらいしよう。今回はネリー・コルダ(米国)。
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2021年には「KPMG全米女子ゴルフ選手権」を制し自身初となる世界ランキング1位の座を射止め、「東京五輪」でも金メダルを獲得。順風満帆に頂点を走り続けていたネリーだったが、昨年は開幕直後に左腕の血栓が見つかり長期離脱。除去手術を経て復帰したのが6月だった。
復帰直後から2戦連続でトップ10に入ると、8月に行われた欧州女子ツアーのビッグイベントで並み居る強豪を退け優勝。そして、11月の米ツアー「ペリカン女子選手権」で復活優勝を果たした。
このときは目に涙を浮かべ、苦しかった時期を振り返った。「今年はローラーコースターのような1年だったけど、上りより下りのほうが多かった。だからこそ、今回の優勝はいままでより感慨深い」。そう語るネリーの姿が印象的だった。
「死んでいたかもしれない。こうして生きてみんなの前にいられて、プレーできることがうれしい」。はじめて直面した病との戦いに打ち勝ち、世界ランキングも1位に返り咲いた。現在は終盤戦絶好調だったリディア・コ(ニュージーランド)にその座を奪われているが、し烈な1位争いは今年も続きそうだ。
今季からテーラーメイドと用具契約を結ぶなど“新生活”もスタート。コロナ禍のなかで海外渡航を控えていたネリーが、久しぶりのアジア連戦で元気な姿を見せることになる。
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