＜LPGAドライブオン選手権　初日◇23日◇スーパースティション・マウンテンGC（アリゾナ州）◇6526ヤード・パー72＞

渋野日向子が自身今季初の米本土戦初日を3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「74」で回り、ホールアウト時点で2オーバー・127位タイで初日のプレーを終えた。

「スタートダッシュはすごくよかったんですけど、一発OB打ってからショットもかみ合っていなかったし、グリーン上でも苦戦して残念なラウンドでした」と1日を振り返る。スタートホールでバーディを奪いながら、その後はティショットで右のOBに打ち込むなど、リズムをつくれないラウンドに唇をかんだ。

オフには青木翔コーチと再タッグを組みスイング改造にも着手。現在はまだ途中だが、なかなか手応えを感じることができていない。それでも「まだ突然右に出てしまうのがあったりで、なかなかしっくりきている感じではないですけど、いろいろやっているなかで、いいショットもあればと、いい風に捉えたい」と前を向く。

「明日は上に行くしかないので、攻めるところは攻めてというゴルフをしたい」とまずは予選突破を目指す2日目へと進む。フルフィールドでの初戦。シーズン本格スタートの戦いともいえる今大会で予選落ちをするわけにはいかない。