国内女子ツアー開幕戦とその後に控える米国女子ツアー参戦に向けて、国内で厳しいトレーニングを行っている勝みなみ。2月21日に開催されたプロレスラー、武藤敬司氏の引退試合を観戦し、強く刺激を受けたという。
プロレスファンの勝みなみは「大興奮でした」 武藤敬司氏引退試合で刺激を受けたこと
プロレスファンの勝みなみが武藤敬司引退に思ったこととは?
配信日時:2023年2月27日 23時00分
国内女子ツアー開幕戦とその後に控える米国女子ツアー参戦に向けて、国内で厳しいトレーニングを行っている勝みなみ。2月21日に開催されたプロレスラー、武藤敬司氏の引退試合を観戦し、強く刺激を受けたという。
母がプロレスファンだった影響もあり、自身もプロレスファンになった勝は次のように語る。「武藤さんの引退試合に行きましたけど、(武藤氏と同世代で活躍した)蝶野正洋さんも来られて、試合当日が記憶にないくらい大興奮でした。本当にプロレスファンにはたまらない試合。長州力さんもいて本当に感動的でしたね。米国に行ったら、(米国で活躍する)中邑真輔さんの試合も見てみたいと思いますね」。
長年に渡り第一線で活躍し続けた武藤氏の試合に熱いものを感じた。「60歳まで頑張って、ヒザには人工関節を入れてまでやり続けてすごいですよね。武藤さんにとってのプロレスがご自身にとってすごく大事だったのかなというのが、私の解釈です。自分もそういう部分は似たものがあり、ゴルフ大好きで、自分の中でゴルフは本当に大きなものなんです。武藤さんみたいに長い間プレーを続けられたらと思います」と語る。
そんな刺激を受けて臨む新シーズン。米ツアーに挑戦する勝にとって、課題は何なのか。それは100ヤード以内のショット精度が躍進のカギを握るという。米国では日本よりもコースが長くなるため、パー5ではバーディチャンスで1ピンに寄せないと、通用しないと感じている。「短い距離のショット精度を高めないと、上位には出られません。簡単じゃない。そこは極めていきたいです。あともう少し飛距離を求めたいです」。現在は、積極的にトレーニングを行って、飛距離アップにも励んでいる。
「ここ5年でトレーニングを行ってきて、だいぶスイングバランスなどは良くなったと思います。でも、まだ上半身と下半身を連動させて動かす動きがうまくできていません。スイング中に効率的に上下の運動ができるように、筋力をつけながら体を仕上げているところです。米国でツアーが始まっても週3回はトレーニングを行って体を鍛えるようにしたいですね」
米国での目標は、シード権獲得も大事だが、様々な状況にまず慣れることだ。「体調管理が大変だと思いますし、移動も日本より大変です。環境が変わるから、なるべく慣れることが大事ですね」。その先にツアー初優勝があれば、理想的だと語る。
米ツアーの開幕に向けて、精力的に調整を行っている勝。武藤氏のように華麗に舞って海外の強敵をなぎ倒す姿を期待したいところだ。(文・加藤雄一郎)
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