<フォード選手権 2日目◇28日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6661ヤード・パー72>
日本勢13人が出場する米国女子ツアーは、第2ラウンドが終了した。この日、上がり3連続バーディなど6バーディ・2ボギーの「68」を記録した古江彩佳が、トータル10アンダー・6位タイに浮上した。首位との4打差を追い、週末に入る。
ラウンド後には「まずはトップに追いつけるように頑張る。もう負けないようにちゃんと伸ばし合いについていければいいなと思います」と、意気込みを話した。
畑岡奈紗も4つ伸ばし、トータル9アンダー・9位タイと上位争いに食い込んできた。「69」を記録した岩井明愛も同順位に並んでいる。「69」で回った馬場咲希はトータル7アンダー・25位タイ。
1イーグル・6バーディの「64」をたたき出した吉田優利が、初日の遅れを取り戻しトータル6アンダー・35位タイで予選を通過。1つ落とした勝みなみも同じ順位で決勝に進む。また46位タイで岩井千怜も決勝ラウンド進出を果たした。
3週前に中国で行われた「ブルーベイLPGA」を制し、2戦連続優勝がかかった竹田麗央は「73」と落とし、トータル2アンダー・85位タイでツアーメンバー入り後、初の予選落ち。また山下美夢有も「72」と伸ばせず、トータル2オーバー・120位タイでこちらも参戦後初めて週末行きを逃した。
この他、95位タイの西村優菜、103位タイの笹生優花、120位タイの渋野日向子、133位タイの西郷真央が、2日間で姿を消すことになった。
トータル14アンダーに伸ばしたリリア・ヴ(米国)が、単独首位に浮上。1打差の2位には世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)、同2位のジーノ・ティティクル(タイ)をはじめ、チャーリー・ハル(イングランド)、ナンナ・コルザ・マジソン(デンマーク)が続いている。