ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

またもムービングデーで後退 竹田麗央は今季初のオーバーパーも「あしたが楽しみ」

竹田麗央が米ツアー参戦後では初のオーバーパー。最終日はドライバーショットの精度がカギになりそうだ。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年2月9日 05時00分

<ファウンダーズカップ 3日目◇8日◇ブレイデントンCC(米フロリダ州)◇6465ヤード・パー71>

日本の女王がムービングデーで苦しんだ。竹田麗央は1バーディ・1ダブルボギーの「72」でプレー。15位の好位置で進んだ3日目に、優勝戦線から脱落することになった。

【女子プロ写真】竹田麗央&小祝さくらの振り袖姿

4番では「きのうと同じ球が出た」とティショットを右の池に入れる“2日連続”のミスがあったが、それでもラフから1.5メートルにつけてパーを拾った。そして8番でバーディ。浮上のムードを漂わせたが、「前半はパーで耐えたり、バーディも来たりしたけど、後半はなかなかピンに絡まずにずっとパーだった」とスコアカード通りの数字を並べ続けた。

後半で唯一スコアが動いた13番では、痛恨のダブルボギーを喫した。ティショットが左に行き、「植木みたいなところ」から出すだけで4オン2パット。「あのホール以外はパーパットも決まって耐えていたけれど、ダボがもったいなかった」。この“借金”を最後まで返済できず、今季初のオーバーパーに終わった。

前日からショットは不安定だった。アイアンは気持ちよく振れたが、持ち味のドライバーが曲がることが目立った。フェアウェイキープ率は8回で、これは先週の試合を含めても最も低い数字。「フェアウェイに置かないと、バーディチャンスにつけるのが難しい。そもそも自分がコースに対応していなかった。もう少し自分のゴルフが安定していたら」と振り返った。

ムービングデーは竹田にとって今後の課題になりそうだ。先週は3位で3日目を迎えたながら、「71」と伸ばしきれずに後退。今週も順位を落とすことになった。昨年の日本ツアーでは第3ラウンド平均スコアが『68.8031』でツアー1位だっただけに、「“なにか”あると思うんですけど…。気合いが空回りしてるのかも。しっかり分析して、次戦につなげられたら」と自分を見つめ直す。

トータル4アンダーで迎える最終日は、31位タイからの上位フィニッシュを狙うことになるが、兆しもある。「最後の方はすごくいいショットもあったので、あしたが楽しみ。前半からバーディチャンスを作って、いい流れで18ホールを回れれば。悔いなく終わりたい」。ルーキーイヤー最序盤のフロリダ連戦。日本に一時帰国する前に、再び存在感を示したい。(文・笠井あかり)

岩井明愛、千怜らルーキーの本格デビュー戦!「ファウンダーズ・カップ」 2/7(金)~10(月)WOWOWで連日生中継&『日本人選手専用カメラ』ライブ配信【現地調達!】勝みなみのオリジナルグッズをプレゼント

関連記事

ファウンダーズカップのニュース

LPGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. PGA (米国男子)
    2025年2月6日 2月9日
    終了
    WMフェニックス・オープン
  2. LPGA (米国女子)
    2025年2月6日 2月9日
    終了
    ファウンダーズカップ
  3. DP World (欧州男子)

関連サイト