ハワイで見つけた“幸運のサイン”にテンションアップ 原英莉花がひさしぶりの海外試合で「上を目指して」
原英莉花がひさしぶりの米ツアー参戦。目標は?キーポイントは?
配信日時:配信日時: 2023年4月11日 23時00分
<ロッテ選手権 事前情報◇10日◇ホアカレイCC(米ハワイ州)◇6603ヤード・パー72>
2021年8月に行われた「AIG女子オープン」(全英)以来となる海外ツアーに挑む原英莉花だが、その表情はいつものように明るい。「楽しみです。4日間しっかり戦いたいので戦略をしっかり。メンタルもコントロールしていかないと」。かかり過ぎない程度に気合が入っている、そんな印象だ。
自身初となるハワイ。そこでは、やはりコースに吹き込む強い風が命運を左右しそう。折り返しが続くコースの風は一定方向に吹くことが多く、フォロー、アゲンストが繰り返される。「(硬めの)グリーンはワンバウンド目が跳ねるのでフォローだと止まらない。でもグリーン手前には必ずバンカーがあるのでそこは気をつけないと。(外しても)OKのほうを決めたいです」。これを念頭に、現地入りした先週の6日(木)からここまでホアカレイCCを2ラウンドほど回ってきた。
「ビーチが好き」というが、ゴルフとトレーニングに大半の時間を費やしたため、オーシャンビューの自室から見るだけで実際には足を運べていない。それでも細かいにわか雨が降っては、すぐに晴れ、またにわか雨が降るハワイの天候による産物が、原のテンションを上げる。「虹は見ました!」。“幸運のサイン”とも言われるそのご利益も、コースに持ち込みたい。
「風次第」と前置きをし、優勝スコアは昨年(11アンダー)に匹敵する10アンダーに設定する。「そこを目指せれば。まず予選を突破して、決勝で上を目指して頑張りたいです」。練習場では、近くの打席で打っていた渋野日向子と楽しそうに会話をする姿も見られた。将来的な米ツアー挑戦も目指しているだけに、しっかりとそこで戦える自信を手にする4日間にしたい。(文・間宮輝憲)
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