6月24日付けの女子世界ランキングが発表され、山下美夢有が19位に浮上した。これで日本勢2番手となり、8月開催の「パリ五輪」出場が内定した。

大会前は日本勢4番手の22位だったが、海外メジャーの「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で2位タイに入り古江彩佳、畑岡奈紗を逆転しフランス行きを決めた。

日本勢トップは6ランクダウンも10位でトップ10を守った笹生優花。古江は20位で変わらず、畑岡は24位、岩井明愛37位と続いた。

国内女子ツアーの「アース・モンダミンカップ」で今季2勝目を挙げた小祝さくらは5ランクアップの40位。竹田麗央が44位。全米女子プロで7位タイに入った渋野日向子が49位。1年ぶりにトップ50に返り咲いた。

1位はネリー・コルダ（米国）で変わらず。リリア・ヴ（米国）が2位、全米女子プロで山下と並んで2位タイに入ったコ・ジンヨン（韓国）が3位にランクを上げた。

世界ランキングに基づき算出される五輪ランキングで各国の候補も確定。15位内は最大4人で、米国はネリー、リリア、ローズ・チャンの3人。全米女子プロでメジャー初制覇を果たしたエイミー・ヤンが韓国代表入りを滑り込みで決め、ジンヨン、13位のキム・ヒョージュとともにパリに向かう。