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日本チームは1分5敗…唯一の“未勝利”で予選最下位 タイ、オーストラリア、韓国に完敗

8カ国唯一となる未勝利に終わった日本代表。2年後のリベンジを誓った。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年5月7日 12時01分

畑岡奈紗(左)&古江彩佳はチョン・インジ組に敗北。日本に白星をもたらすことはできなかった。
畑岡奈紗(左)&古江彩佳はチョン・インジ組に敗北。日本に白星をもたらすことはできなかった。 (撮影:南しずか)

<ハンファ・ライフプラス インターナショナル・クラウン 3日目◇6日◇TPCハーディングパーク(米カリフォルニア州)◇6550ヤード・パー72>

世界ランキングに基づいて決められた8カ国によるチーム対抗戦。日本は米国、前回覇者の韓国に次いで第3シードとして出場した。だが、グループステージで韓国、タイ、オーストラリアに完敗。3日間未勝利で予選敗退となった。

初日はタイと対戦。「攻めと安定」をテーマに畑岡奈紗&渋野日向子、古江彩佳&笹生優花ペアに分かれた。アリヤ&モリヤのジュタヌガーン姉妹、アタヤ・ティティクル&パティ・タバタナキトと戦い、ともに最終18番までもつれるも惜敗。「せめて引き分けに持ち込みたかったんですけど、それができなかったのは悔しい」(畑岡)と畑岡&渋野ペアは2DOWN、古江&笹生ペアは1DOWNで振り切られてしまった。

そして2日目は、初日に韓国を相手に2勝を挙げたオーストラリアと対戦。日本もペアチェンジで戦術の変更を図り、畑岡&古江ペアはミンジー・リーらと、笹生&渋野ペアは先週大会覇者のハナ・グリーンらと戦った。畑岡&古江ペアはリードを奪うも、終盤の17番、18番と連続で取られて2DOWNでフィニッシュ。笹生&渋野ペアは劣勢の序盤から14番で1UPとするも、16番で追いつかれて引き分け。「めっちゃ悔しいですし、その一言につきる。最後まで諦めずにはできた」(渋野)と、勝ち点は0.5ポイントのみにとどまり、3日目を待たずして予選敗退が決まった。

3日目は日本と同様、すでに予選敗退が決まっている韓国とした。互いに“未勝利”で迎えた直接対決。初白星をかけた戦いとなった。だが、笹生&渋野ペアは元世界ランキング1位のコ・ジンヨンのショット力の前に3&2と敗戦。畑岡&古江ペアはチョン・インジらを相手に3&1と黒星を喫した。

予選3日間を通して、8カ国で唯一未勝利。プールBで最下位に終わった。5年前の前回大会を経験している畑岡は「唯一の経験者として、やっぱりプレーで引っ張って行きたかったけど、今週はそれができなかったのは悔しい。もう一日、この素晴らしいコースでプレーしたかったというのは本当にある」(畑岡)と唇をかむ。前回は予選でプレーオフを争い、惜しくも準決勝に進むことはできなかった。

畑岡がツアー6勝、古江がルーキーイヤーに1勝を挙げ、笹生と渋野はメジャーチャンピオン。「みんな優勝経験者だし、自信をもってできたチーム」という“最強カルテット”は仲の良さもアピールしていた。そんななか迎えたが、「なかなかここに調子を持ってくるというのは…(難しかった)。連戦も続いているし、大変だった部分はある」。最後の最後まで相手に食らいついたものの、勝ち点を得ることは叶わなかった。

次は2年後の開催を予定しているが、「リベンジしたい」という思いは全員が共通すること。「また同じ米ツアーを戦う仲間として、今後はみんなで上位争いできるくらい盛り上げていきたい。また2年後、一緒に組めるんだったら、みんながレベルアップして集合できたらいいなと思う」(畑岡)。それぞれが“個人戦”で戦い続け、日本チームのさらなる進歩を誓った。(文・笠井あかり)

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