米国女子ツアーは先週がオープンウィークで、今週は欧米対抗戦「ソルハイムカップ」が開催される。実質2週間のオフを経て、いよいよ来週から秋の陣へと突入する。
グリーン上はおまかせの西村優菜が日本勢トップ 西郷真央、渋野日向子はパット苦戦【米女子スタッツ分析】
米国女子ツアーの日本勢スタッツをおさらいしてみよう。今回は『平均パット数』
配信日時:2024年9月12日 03時45分
米国女子ツアーは先週がオープンウィークで、今週は欧米対抗戦「ソルハイムカップ」が開催される。実質2週間のオフを経て、いよいよ来週から秋の陣へと突入する。
今季は9人の日本勢がメンバーとして参戦し、笹生優花が「全米女子オープン」、古江彩佳が「アムンディ・エビアン選手権」を制し、海外メジャー2勝。ルーキー3人も奮闘を続けている。そんな日本勢のスタッツをおさらいしてみよう。今回は『平均パット数』。
◇
『パット・イズ・マネー』とはよく言ったもの。いくらショットが良くても、パットが入らなければスコアに結びつかない。パッティングの指標で注目すべきは2つ。18ホールの平均と、パーオンしたホールでの平均パット数。いずれも上位につけるのが西村優菜だ。
18ホール平均では全体4位。『28.90』の堂々たる数字を残している。昨年はツアールーキーとして慣れない芝に苦戦するシーンもあったが、さすがは小技巧者。グリーン上のパフォーマンスがスコアに貢献している。
パーオンしたホールでの平均パット数は『1.77』でこちらも全体4位。しっかりとバーディチャンスを決めていることになる。
ちなみに、パーオンホール4位には西村のほか、勝みなみ、笹生優花、古江彩佳が並んでいる。バーディを量産する爆発型の選手と肩を並べるほど、西村のパッティングは秀逸だ。
飛距離が出ない西村にとって、グリーンを外したときのアプローチからの“寄せワン”も重要。18ホールの1パット数は『7.41』で2位につけている。いかに取りこぼしが少ないかが分かる指標だ。
一方で、パッティングで苦労しているのが畑岡奈紗、渋野日向子、西郷真央。西郷はショット面でのスタッツが好調なだけに、初優勝に向けてはパッティングがカギを握りそうだ。
【平均パット数(1ラウンド)】
4位 西村優菜(28.90)
15位 笹生優花(29.31)
17位 勝みなみ(29.35)
18位 古江彩佳(29.44)
29位 吉田優利(29.65)
72位 稲見萌寧(30.09)
76位 渋野日向子(30.13)
113位 西郷真央(30.37)
133位 畑岡奈紗(30.57)
【平均パット数(パーオンホール)】
4位 勝みなみ(1.770)
4位 笹生優花(1.770)
4位 古江彩佳(1.770)
4位 西村優菜(1.770)
21位 吉田優利(1.790)
59位 西郷真央(1.810)
84位 畑岡奈紗(1.820)
142位 稲見萌寧(1.860)
151位 渋野日向子(1.870)
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