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ウェッジは「ピタッとつく」、パターは「思った通りの出球」 渋野日向子が新投入したクラブ、その“感触”は?

渋野日向子がウェッジ&パターをチェンジで灼熱のタイ決戦に挑む。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2025年2月20日 00時06分

<ホンダLPGAタイランド 事前情報◇19日◇サイアムCC オールドC(タイ)◇6632ヤード・パー72>

今季2戦目を迎える渋野日向子は、2週前に行われ67位に終わった自身開幕戦「ファウンダーズカップ」からクラブを調整。1週間のオープンウィークを「メーンはクラブ(テスト)です」という時間に費やした。

【写真】渋野日向子のニューウェッジ&パターを激写!

そこで大きく替わったのがウェッジとパターだ。まず50、54、58度のウェッジはクリーブランドから2月8日に発売された新作『RTZ』にチェンジした。「他の選手のものを構えさせてもらって、よかったものを試して作ってもらいました」と、そのきっかけについて話す。

すでに米国女子ツアーでは、ルーキーの竹田麗央や山下美夢有らが投入済みのこのウェッジ。まずは「構えやすい」というところから入ったが、すぐに性能面でも納得したようだ。渋野は、「ウェッジはなかなか試せてなかったけど、アイアンっぽいものではなく、よりウェッジらしい形で、“ピタッ”とつくものがいいなと思っていた」と“理想像”を語ったが、それにマッチしたようだ。

またパターについては、オデッセイのピン型『AI-ONE DOUBLE WIDE』をチョイス。昨年まで契約を結んでいたピン製品以外のものを使用するのは、本人も「約10年…、う~ん、7~8年ぶりくらい?だと思ってます」と記憶も定かではないほどだが、これも好印象のよう。

こちらもしっかりとフィッティングを重ね、渋野に合っている1本に。「昔、使っていたこともあったし、(オデッセイは)種類がたくさんあるから自分に合ったものを見つけやすいかなと思って。思った通りの出球やインパクトの感触が合致しました」。開幕戦はパット数が、初日から「35」、「28」、「33」、「34」とグリーン上で苦しんだ。新たな1本とともに、起伏と傾斜に富むサイアムCCのグリーンを攻略したい。

クラブ契約フリーになり、まだ日も浅い。「(セッティングは)ある程度かたまってきたとは思っているけど、オフより試合で(クラブが)振れるから調整する部分もあると思います」と、ここは試行錯誤を続けている部分だ。それでも「いろいろなものを試せるのは楽しい。ヘッドやシャフトによって、出るボールも、打感も違う」と、前向きに取り組む様子もうかがえる。

「(予選落ちがなく)4日間プレーできるのはすごくありがたい。いろいろ試しつつ、攻めのプレーができたらいい」。新たなクラブとのマッチングも、注目ポイントのひとつだ。(文・間宮輝憲)

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