<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日◇23日◇サハリーCC(米ワシントン州)◇6731ヤード・パー72>
西郷真央が最終日に爆発した。ボギーフリーでこの日唯一の60台となる「67」ををたたき出し、トータル2アンダーに浮上。31位から7位タイまでジャンプアップして4日間を終えた。
西郷真央は爆発『67』でトップ10入り 最終戦出場にも前進「自信につながる」
最終ラウンドで唯一の60台。西郷真央が輝きを放った。
配信日時:2024年6月24日 02時30分
<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日◇23日◇サハリーCC(米ワシントン州)◇6731ヤード・パー72>
西郷真央が最終日に爆発した。ボギーフリーでこの日唯一の60台となる「67」ををたたき出し、トータル2アンダーに浮上。31位から7位タイまでジャンプアップして4日間を終えた。
首位と2打差の4位発進を決めたが、2日目に「76」と崩れた。メジャー今季第3試合目にして、初めて予選通過を決めたものの、口数は少なかった。「カラーからも入れたら37パットだった。バーディチャンスにつけても一向に入らなくて。不運が重なったりとか、本当についていない一日でした」と肩を落として、週末へと進んでいた。
3日目は前半に4つ落とすも、後半3バーディ。そして勝みなみと同組で回った最終日は、序盤からいい流れを呼び込んだ。
2番パー5、5番パー3でバーディを奪って折り返すと、パーを並べ続けて迎えた16番から3連続バーディ。トータル3オーバーから一気に“赤字”へ潜り込んだ。「今週に限らず、今季はもどかしいパッティングが多かった。やっとこういった距離が入ってくれた。自信につながる一日だった」。最終日のパッティングのスコア貢献度は「+3.503」。フェアウェイキープ85%、パーオン率72%という高精度のショットに、「気持ちで入れてやる!」という思いで打ち続けたグリーン上のパフォーマンスがかみあった。
トップ10入りは「JMイーグル・LA選手権」に続いて今季2度目。今年はここまで苦しんでいた大舞台の地で、力を発揮した。2日目以降の失速から、急浮上のカムバック。「納得いかないプレーだった中で、そのままの流れで終わるんじゃなくて、スコアを戻していい4日間で締めくくれた。すごく成長できたところかなと思う」。充実感に満ちあふれた日曜日だった。
これでポイントランキングも55位から42位に浮上。秋のアジアシリーズ、そして60人までの最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」の出場権獲得にも一歩近づいた。次週はルーキーのソン・ユジン(韓国)とペアを組み、ダブルス戦「ダウ選手権」に出場する。(文・笠井あかり)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
KPMG全米女子プロゴルフ選手権
KPMG全米女子プロゴルフ選手権のニュース
- 手縫いの“にこちゃんマーク”に秘めた想い エイミー・ヤンがメジャー初制覇でパリ五輪滑り込み「最大の目標のひとつ」
- 「幸せ空気をくれる」 渋野日向子はレクシー・トンプソンと“感無量”の最終日
- 笹生優花はすでに“金メダル”を持っている!? パリ五輪は新世紀世代コンビで「楽しく過ごせたら」
- 「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」 西郷真央と勝みなみの最終日ハイライト&インタビュー【WOWOW特別動画】
- 「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」 岩井明愛の最終日ハイライト&インタビュー【WOWOW特別動画】
LPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |