ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン
日程 2024年8月15日-8月18日賞金総額 $2,000,000
TV/ネット放送予定畑岡奈紗は“不利”な午前組 「80打つかも…」から見せた復活劇
雨のなか苦しいゴルフが続いた畑岡奈紗だったが、天候の回復とともに調子を上げた。
所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito
配信日時: 2024年8月16日 02時00分
<ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン 初日◇15日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6584ヤード・パー72>
荒天の影響でスタートが約1時間遅れ、さらに強まる雨風の影響で途中、中断する事態になった第1ラウンド。午前組の畑岡奈紗はその影響を受けた一人だ。前半こそつまづいたものの、天候が回復した午後には本来の実力を発揮。3バーディ・4ボギーの「73」で初日を終えた。
「最初ボギーが止まらなくてどうなることかと思いました」と嘆くほどの悪天候のなか、前半9ホールを消化していった。スタートから3連続ボギーを叩く苦しい時間が続き、6番のティイングエリアについたころには雨のピークを迎え、中断のホーンが鳴った。
再開後はパーを並べ、後半に入ると息を吹き返したかのように11番から連続バーディを奪い、17番でも1つ伸ばして前半のボギーを帳消しにした。最終18番では惜しくもボギーで「最後は取りたかった」と悔しさは残るが、「80くらい打つんじゃないかというくらいスタートがひどかったので、1オーバーに収められたのはよかったです」と表情は明るい。悪コンディションのなか苦しんだフロントナインから1オーバーにまとめる底力をみせた。
「後半は特に、ドローとフェードの打ち分けもできていたのでよかったです」とショットに手ごたえあり。課題があるとすればパッティングを挙げる。「もうちょっと打ち切れたらというのはあります。ラインに乗っていたのであとは思い切って打てれば」。第2ラウンドは“攻め”のパッティングでバーディ量産といきたい。(文・齊藤啓介)
この記事のタグ
関連記事
ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン
日程 2024年8月15日-8月18日賞金総額 $2,000,000
ISPS HANDA スコティッシュ女子オープンのニュース
- “強風洗礼”も前向きすぎる勝みなみ 「風のせいにしておけばいいや(笑)」
- “感覚重視”が効果できめん 畑岡奈紗はメジャー前哨戦で「縦距離」に自信
- 全英前哨戦で3位 古江彩佳は「風の経験」生かしていざ“聖地”へ
- 「ISPS HANDAスコティッシュ女子オープン」最終日のハイライト【動画】
- 「ISPS HANDA スコティッシュ女子OP」畑岡奈紗の最終日ハイライト&インタビュー【WOWOW特別動画】