現地時間10日に終了した米国女子ツアー「クローガー・クイーンシティ選手権」を終えて最新のCMEグローブ・ポイントランキングが発表された。現時点でのランキングに基づき、10月から始まるアジアシリーズ4試合の出場権が付与される。
アジアシリーズ出場権かけたポイントランクが確定 渋野日向子、西村優菜らのTOTO出場はどうなる?
アジアシリーズ出場にかかわるポイントランキングが確定。日本勢はどうなる?
配信日時:2023年9月11日 03時32分
現地時間10日に終了した米国女子ツアー「クローガー・クイーンシティ選手権」を終えて最新のCMEグローブ・ポイントランキングが発表された。現時点でのランキングに基づき、10月から始まるアジアシリーズ4試合の出場権が付与される。
出場人数が絞られるアジアシリーズは予選カットなしで、ランキング上位に位置する選手のみが出場できる。日本勢では、8位の古江彩佳、12位の笹生優花、17位の畑岡奈紗は同シリーズへの出場権を確定させた。
アジアシリーズ最終戦で、米国女子ツアー唯一の日本大会「TOTOジャパンクラシック」(11月2~5日、茨城県・太平洋クラブ美野里コース)も同様に、日米両ツアーのランキング上位者のみが出場できる。78枠のうち、米女子ツアーから上位43人が、日本女子ツアーからは上位35人(富士通レディース終了時点)と割り振られている。米ツアー選手として出場となる渋野日向子(71位)、勝みなみ(78位)、西村優菜(81位)はランキング上位から漏れたため、上位勢の出欠次第で、出場の可否が決定する。
現時点で日本勢6選手は全員すでにエントリー済だが、このあと上位勢の動きはどうなるか。TOTOの翌週がフロリダ戦ともあり、欠場を表明している選手もいるため、繰り上がりで出場できる可能性は高いとみられている。
アジアシリーズ1試合目は、4年ぶりに開催される中国大会「ビュイックLPGA上海」(10月12~15日)だが、こちらはビザ取得の観点からスキップする選手も多くなることが予想される。日本勢は古江、笹生以外の4選手がエントリーを済ませており、渋野、勝、西村が出場できる可能性は高い。
一方で、2試合目の韓国戦では、渋野が繰り上がりで出場枠圏内に入っているものの、勝がウェイティング2番手、西村が6番手となっている。さらに新規大会のマレーシア戦では、勝までが圏内に入っているが、西村はウェイティング3番手となっている。TOTOのみならず、ほかアジア戦の出場ボーダーラインがどう動いていくのかにも、注目していきたい。
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