米国女子ツアーは先週がオープンウィークで、今週は欧米対抗戦「ソルハイムカップ」が開催される。実質2週間のオフを経て、いよいよ来週から秋の陣へと突入する。
日本とは別格のディスタンス 笹生優花の平均飛距離は270ヤード級【米女子スタッツ分析】
米国女子ツアーの日本勢スタッツをおさらいしてみよう。今回は『ドライビングディスタンス』
配信日時:2024年9月13日 03時30分
米国女子ツアーは先週がオープンウィークで、今週は欧米対抗戦「ソルハイムカップ」が開催される。実質2週間のオフを経て、いよいよ来週から秋の陣へと突入する。
今季は9人の日本勢がメンバーとして参戦し、笹生優花が「全米女子オープン」、古江彩佳が「アムンディ・エビアン選手権」を制し、海外メジャー2勝。ルーキー3人も奮闘を続けている。そんな日本勢のスタッツをおさらいしてみよう。今回は『ドライビングディスタンス』。
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コース形状や天候、芝質など様々な要素で違いはあるものの、米国女子ツアーのドライビングディスタンスと国内女子ツアーのそれを比べると、その違いは顕著だ。国内のトップが穴井詩の263.07ヤードなのに対し、米国のトップはポリー・マック(ドイツ)の283.28ヤード。実に20ヤードの差がついている。
米国は18位までが270ヤードを超えるなか、日本勢のトップは22位につける笹生優花。平均267.98ヤードで、これは国内の1位を大きく超える数字だ。
笹生は2023年が272.68ヤードで7位、22年が275.61ヤードで3位、21年が271.95ヤードで12位と270ヤードを超えていたが、今季はややダウン。ティショットでドライバーを握らないケースもあるため、そこが影響している可能性はあるかもしれない。
そのほかの日本勢では、勝みなみが263.65ヤードで49位、西郷真央が263.46ヤードで52位。ハードヒッターの部類に入る選手が健闘しているといえるだろう。
次いで畑岡奈紗の258.40ヤード(83位)、渋野日向子の255.47ヤード(103位)となっている。古江彩佳が252.09ヤードで124位、吉田優利が250.94ヤードで137位。ここまでが平均250ヤード超えだ。
国内で250ヤードを超えているのは15位まで。250ヤードが飛ばし屋としての基準となっていたが、米国では平均以下となってしまっている。
【ドライビングディスタンス】
1位:ポリー・マック 283.28ヤード
2位:オーストン・キム 277.93ヤード
3位:ナタリヤ・グセバ 276.69ヤード
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22位:笹生優花 267.98ヤード
49位:勝みなみ 263.65ヤード
52位:西郷真央 263.65ヤード
83位:畑岡奈紗 258.40ヤード
103位:渋野日向子 255.47ヤード
124位:古江彩佳 252.09ヤード
137位:吉田優利 250.94ヤード
152位:稲見萌寧 247.28ヤード
159位:西村優菜 243.94ヤード
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