<ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前情報◇28日◇レイクノナG&CC(米フロリダ州)◇6624ヤード・パー72>
年間7勝で世界ランキングは1位。昨季“最強”を印象づけたネリー・コルダ(米国)は、その圧倒的なシーズンを「学びの1年」と振り返る。「居心地の悪いポジションに身を置いたけれど、その中で多くの成長があった。とてもとてもクレイジーなシーズンだったけれど、自分自身について学ぶことができたから、浮き沈みにも感謝している」。
昨季の第2戦で1年2カ月ぶりV。それを皮切りに、海外メジャー「シェブロン選手権」まで史上最多タイの出場5戦連続優勝を飾った。しかし、その後は試練が待ち受けていた。「全米女子オープン」ではパー3で『10』を叩き、「KPMG全米女子プロ」ではキャリアワーストの『81』で予選落ち。さらに、犬にかまれるアクシデントや首痛による欠場も経験した。それでも、キャリア最高となる7勝を挙げたシーズンに胸を張る。
「自分という人間に自信を持てるようになった。人々が求める自分に合わせず、なりたい自分になる。周りや親しい人たちにも感謝している」。そして今年は、その成功の“再現”を求めていくことになる。
父親と出場したツアー外競技「PNC選手権」を12月22日に終えると、クラブを握らなかったのは約7日間のみ。短い休息を過ごすと、すぐに始動。「今週初めて(試合で)プレーする」という、契約を結ぶテーラーメイドの新ドライバー『Qi35』の調整など精力的に動いた。
過去2シーズンの優勝者のみ出場できる今大会は、セレブリティやアスリートらとのプロアマ形式で行われる。地元フロリダ州での開催ということもあり、「いつもとは違うリラックスした雰囲気。この大会でプレーすること以上に、良い1年のスタートはない」と、開幕を心待ちにしている。
今年の目標は「とにかく健康でいること」。そのためにも「体の調子が100%でなければ無理はしない」とコンディション管理を最優先する方針だ。昨年を超えるシーズンを目指し、初戦から勢いに乗っていく。