<ポートランドクラシック 3日目◇2日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6467ヤード・パー72>
ムービングデーにボギーなしの5バーディでトータル10アンダー・23位タイまで浮上した渋野日向子が、驚がくのショットを目撃した。この日回ったのは米国女子ツアーのドライビング・ディスタンス2位につけるポリー・マック(ドイツ)。計測ホールだけの数字では278.50ヤードだが、実際の飛距離はそんなものではなかった。
渋野日向子も驚がくした“マック・アタック” 米ツアー屈指の飛ばし屋とのラウンドで「ビックリ」
「アイアンとドライバーが同じ距離…」。3日目の渋野日向子が目を丸くした同伴競技者の飛距離がすごかった!
配信日時:2023年9月3日 05時34分
Round 3 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -18 | メーガン・カン |
2 | -17 | ジャン・ヒョジュン |
2 | -17 | シャネッティ・ワナセン |
4 | -15 | カルロタ・シガンダ |
5 | -14 | リン・シユ |
5 | -14 | ジーノ・ティティクル |
5 | -14 | イン・ルオニン |
5 | -14 | ジーナ・キム |
9 | -13 | モリヤ・ジュタヌガーン |
9 | -13 | オリビア・コワン |
<ポートランドクラシック 3日目◇2日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6467ヤード・パー72>
ムービングデーにボギーなしの5バーディでトータル10アンダー・23位タイまで浮上した渋野日向子が、驚がくのショットを目撃した。この日回ったのは米国女子ツアーのドライビング・ディスタンス2位につけるポリー・マック(ドイツ)。計測ホールだけの数字では278.50ヤードだが、実際の飛距離はそんなものではなかった。
スタートホールの1番。渋野はドライバーを振り抜きフェアウェイをとらえた。少し狭いホールでドッグレッグというのもあって、飛ばし屋のポリーが握ったのは2番アイアン。これがなんと、渋野とほぼ同じ距離に着弾した。渋野も思わず目を丸くするほどの豪快な一撃だった。
「ドライバーとアイアンで同じ距離なのがすごいビックリした」。その後、ドライバーを握る場面ではおよそ女子選手が狙わない池越えや、6番パー4では渋野より65歩先のフェアウェイを捉えるなど、とにかく規格外。キュートな笑顔からは想像もできないパワフルなドライビングには、現地ギャラリーも驚きの連続だ。
ジュニア時代に母国のアマチュアタイトルを獲得。米国の大学に進学し、昨年卒業した。その後は下部のエプソンツアーにも出場し、今季の出場権獲得をかけた12月の「Qシリーズ」で15位に入り、ルーキーとしてツアー転戦中。その飛距離から、ツアー仲間からは“マック・アタック”と呼ばれているという。
今回の会場に来ていたエプソンツアーの担当者に話を聞いてみると、練習場でも一人だけ音が違い、どこで打っているかすぐに分かるという。7番パー5では、多くの選手が200ヤード前後残るところを番手こそ確認できなかったが、青空に高く舞い上がる超高弾道のアイアンショットで楽々2オンに成功している。
「100ヤード近く置いていかれるところもあった」と渋野。さすがに100ヤード差を開けられたホールはないにしても、あまりの飛びっぷりには渋野も驚くしかなかった。そんな豪快ショットを武器に4番から6連続バーディを奪うなど派手なゴルフを披露。後半はボギーがかさんだが、そのポテンシャルは計り知れない。
ちなみに日本の学年でいえば1999年2月生まれで、渋野と同じいわゆる“黄金世代”。世界ランキング521位でツアーのポイントランキングは116位だが、今後注目が集まってもおかしくない。
渋野を驚かせたアタッカーは、挽回を狙うファイナルラウンドを古江彩佳とプレーする。ぜひ一度見てほしいモンスター級のドライブ。米ツアーには、とんでもない逸材がまだまだ眠っている。(文・高桑均)
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Round 3 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -18 | メーガン・カン |
2 | -17 | ジャン・ヒョジュン |
2 | -17 | シャネッティ・ワナセン |
4 | -15 | カルロタ・シガンダ |
5 | -14 | リン・シユ |
5 | -14 | ジーノ・ティティクル |
5 | -14 | イン・ルオニン |
5 | -14 | ジーナ・キム |
9 | -13 | モリヤ・ジュタヌガーン |
9 | -13 | オリビア・コワン |
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