ほろ苦いデビュー戦となってしまった。米ツアーメンバー入りを果たして初戦を迎えた西村優菜は、トータル2アンダーでカットラインにわずか1打及ばず。予選通過は叶わなかった。
西村優菜は1打及ばず… デビュー戦予選落ちに「何をやってもうまくいかなかった」
西村優菜の米ツアー本格デビュー戦は悔しい予選落ちに終わった。
配信日時:2023年3月25日 03時32分
ほろ苦いデビュー戦となってしまった。米ツアーメンバー入りを果たして初戦を迎えた西村優菜は、トータル2アンダーでカットラインにわずか1打及ばず。予選通過は叶わなかった。
「ずっと(カットラインを)考えながらのラウンドだった」と2アンダー・48位タイで始まった2日目。1番でバーディ発進を決めたが、2番、3番と連続ボギーと流れに乗れなかった。7番パー5でバーディを奪っても、続く8番でボギー。なかなか思い通りには進まない。
それでも、9番でバウンスバックを決めて10番まで連続バーディ。「流れに乗れればいいな」という思いと裏腹にピンチは続いた。14番でバーディを奪って浮上の兆しも見せたが、16番で寄らず入らずのボギー。「欲を言えばバーディを」と臨んだ18番ではティショットをフェアウェイ左のバンカー、そして3打目もグリーン左手前のバンカーにつかまり、無念のボギーフィニッシュとなった。
5バーディ・5ボギーで「72」のプレー。「前半はもったいないのもあったけど、後半はツキもなくて。何をやってもうまくいかなかったので残念」。ショットの状態がいいなかで迎えた初戦だっただけに、それを結果に結び付けられなかったのがさらに悔しい。
「もうちょっとレベルアップしなきゃいけないな」と感じた2日間だったが、収穫もある。「打ちたいショットは打ててたんじゃないかな」と、持ち味の“生命線”はまずまずといったところ。あとはこれをスコアに結びつけられるか、というところが修正ポイントとなる。
来週の「DIOインプラントLAオープン」は、現時点ではウェイティング2番手。出場枠が降りてくるのを待つこともできるが、自力で出場権を獲得しようとクオリファイ(マンデートーナメント)にもエントリ―している。西村の米ツアー物語はまだ始まったばかり。この悔しさがこれからの大きな糧になるはずだ。(文・笠井あかり)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
LPGAドライブオン選手権
LPGAドライブオン選手権のニュース
- 「全英以来かな」渋野日向子が“大下剋上”の上位争いで感じた手応えと悔しさ
- 「やっぱりもっとやれた」 勝みなみの“デビュー戦”は74位
- 「今シーズンがすごく楽しみ」 渋野日向子は今季米本土初戦でトップ10
- イーグルトライはわずかに届かずも…「賢いバーディが獲れた」 古江彩佳が大まくりの3位
- 猛チャージも1打届かず 古江彩佳は米ツアー2戦連続トップ3「ノーボギーで7アンダー出せて良かった」
LPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |