今年6月「全米女子オープン」で大会2勝目を果たした笹生優花が16日、アース製薬株式会社との所属契約を発表した。契約期間は2024年7月8日から29年12月末までの約5年6カ月。右襟にロゴを掲載し、世界のトーナメントに出場していく。
笹生優花とアース製薬の“縁” オーラルケア商品を愛用中「子どものころ虫歯が多くて…」
笹生優花が“縁”のある大企業との所属契約締結を喜んだ。
配信日時:2024年7月16日 22時30分
今年6月「全米女子オープン」で大会2勝目を果たした笹生優花が16日、アース製薬株式会社との所属契約を発表した。契約期間は2024年7月8日から29年12月末までの約5年6カ月。右襟にロゴを掲載し、世界のトーナメントに出場していく。
都内で行われた会見に出席。「自分もプロゴルファーとしてアース製薬さんと一緒に成長して、世界一を目指していきたい」と身を引き締めた。代表取締役社長CEO・川端克宜氏は「日本にとどまらず海外に挑戦している姿勢に共感するし、われわれも世界に向けて仕事をしている」と所属契約に至った経緯を説明した。
出会いは4年前にさかのぼる。19年に行われた日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストに合格したが、コロナ禍によりなかなか試合に出場できずにいた。中止が相次ぐなか、20年6月「アース・モンダミンカップ」でシーズンがようやく開幕。これがプロ初試合となり、5位に入った。
出場が決まると、当時のスポンサー企業との縁もあり、アース製薬所属の茂木宏美と練習ラウンドをした。そして取締役会長の大塚達也氏ともプレー。「NEC軽井沢72ゴルフ」での初優勝の翌日にも、大塚会長とラウンドをしたという。「初めから縁を感じていた。このような機会をいただいて、ありがたく思っています」と感謝する。
21年全米制覇から世界に羽ばたき、米ツアーでの転戦が始まったが、海外でもアース製薬商品は手放せない。「日本でしか“くちゅくちゅ”が買えないので、大きいものを買って持っていっています」。同社の洗口液『モンダミン』を愛用中。さらに「アース製薬さんとは知らず…きのう調べてビックリしました」と歯磨き粉は『アクアフレッシュ』を使っている。
「口のケアは大事にしています。アスリートはしっかり食べないといけない。子どものころ虫歯が多くて、それはもうしたくないなと(笑)」。最高のパフォーマンスを生み出すために、オーラルケアは欠かせない。
海外メジャー「アムンディ・エビアン選手権」を終えて一時帰国中。次戦は日の丸を背負う「パリ五輪」(8月7~10日)となる。「メダルは取りたいなと思っている。(そのために)準備が一番大事。100%の準備で出場して、自分にチャンスをあげられるように頑張りたい」と意気込む。そして大塚会長も「全面的にサポートしたい。もし金メダルを取られたら特別ボーナスを奮発したいですね」とエールを送った。(文・笠井あかり)
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