渋野日向子が25日、2019年からサポートを受けている日本航空(JAL)のスペシャルイベント「渋野日向子×JALスペシャルゴルフデー2025」に登場。イベント終了後には、今シーズンへの意気込みを語った。
年末年始は地元の岡山で過ごしていたそうで、「家でぐうたら、おせち五重を食べました」と新年から“しぶこ節”を炸裂させ報道陣の笑いを誘った。そうは言うものの、もちろんゴルフの練習に抜かりはない。例年以上に「100ヤード以内の練習に取り組んだ」とショートゲームを重点的に行い、今シーズンに備えていた。
それだけではなく、「去年は(シーズン)途中から体が悪くなったりして。そういう面を減らしていきたかったので、練習もしつつトレーニングもしていた。去年よりは良いかなと思っています」とフィジカル強化にも力を入れた。
仕上がり具合は「試合ができる準備は整っている」と話し、昨年のオフと比べると「気持ち的、体的にも違うなと。すごく前向きに(試合に)入れそう。飛距離も5~10ヤードくらい飛んでいる感覚がある」と自信をのぞかせた。
自身初戦は2月6日から行われる米国女子ツアー今季第2戦「ファウンダーズカップ」に参戦予定。今季から続々と日本人ルーキーも参戦。最終予選会(Qシリーズ)を突破した、山下美夢有、岩井明愛、岩井千怜、吉田優利、馬場咲希に加え、日本ツアー年間女王・竹田麗央が参戦し、日本勢は13人の大所帯となる。「日本のレベルが上がってきていると思います。みんなを追い越して行けるように頑張りたい」と米ツアーの先輩として気を引き締めた。
「勝ちたい気持ちが年々強まっていますし、自分に自信を持って戦えるように頑張りたい」。勝利に飢える渋野の4年目のシーズンがいよいよ始まる。