1月に行われた過去2年間の優勝者大会から1カ月。米国女子ツアーはアジア2連戦がまもなく開幕する。出場人数が絞られる大会ではあるが、世界のトップが集結。その後は3月下旬からいよいよ米本土の戦いが始まる。日本勢も多数参戦する米ツアー。本格開幕を前に、海外勢の注目選手をおさらいしよう。今回はリディア・コ(ニュージーランド)。
和製アイアンでバーディを量産 世界一のリディア・コが黄金時代を築く【米女子海外勢イチ推し】
1月に行われた過去2年間の優勝者大会から1カ月。米国女子ツアーはアジア2連戦がまもなく開幕する。
配信日時:2023年2月16日 08時00分
1月に行われた過去2年間の優勝者大会から1カ月。米国女子ツアーはアジア2連戦がまもなく開幕する。出場人数が絞られる大会ではあるが、世界のトップが集結。その後は3月下旬からいよいよ米本土の戦いが始まる。日本勢も多数参戦する米ツアー。本格開幕を前に、海外勢の注目選手をおさらいしよう。今回はリディア・コ(ニュージーランド)。
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堂々の世界ランキング1位。2022年はリディアにとって圧巻のシーズンだった。開幕早々に1勝を挙げると、10月には第二の母国・韓国で2勝目。そして最終戦でも勝利し年間女王、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー、最少平均ストローク賞など4冠を総なめにした。
天才少女として名を馳せると、メジャー大会2勝を含め数々の勝利を飾った。ところが大スランプに陥り3年ものあいだ、勝利から見放された。不振から脱却したのは21年4月。ハワイで復活優勝を遂げると、昨年はキャリアハイのシーズンを送ることになる。
パーオンホールでの平均パット数は昨シーズン1位。巧みな小技と合わせてバーディチャンスにつけるアイアンショットも冴えにさえ、圧倒的なバーディ量産体制を築くショットの正確性も光った。
その手に握られているのが昨年から本格的に使い始めた日本製アイアンの『プロトコンセプト』。ギアにもこだわりが強いリディアが選んだ一品だけあって、「正確な距離が打ち分けられるし、すぐに投入を決めた」と、いまでは手放せない武器となり、快進撃を支えた。
最終戦勝利後には、「いまのわたしは若かった頃と違う」と自信たっぷりに成長を語り、第2黄金期到来を告げた。12月に韓国の富豪と結婚したばかりで公私ともに充実感を漂わせる。過去2年間の優勝者のみが集まる1月の今季開幕戦はスキップし、今年は欧州女子ツアーのサウジ決戦でシーズンをスタート。その後アジアシリーズ連戦に挑むことになる。
25歳ながら、すでにツアー転戦は10年目。今年も圧倒的な強さでツアーを席巻するのか。ネリー・コルダ(米国)、ミンジー・リー(オーストラリア)らと争う世界ランキングの動向にも注目が寄せられる。
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