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臼井蘭世が“アマチュア”のままマイナビネクストヒロインに出場した理由

2024年からマイナビネクストヒロインに登録し、ツアー史上初めて“アマチュア資格”を保持してトーナメントに出場した臼井蘭世。その理由を本人に聞いた。

所属 ゴルフライター
田辺直喜 / Naoki Tanabe

配信日時:2024年10月18日 08時15分

2024年からマイナビネクストヒロインに登録し、ツアー史上初めて“アマチュア資格”を保持してトーナメントに出場した臼井蘭世(うすい・らんぜ)。出場選手のほとんどがプロ転向をしているなかで、なぜあえてアマチュア資格を残したのか。その理由を本人に直撃した。

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マンデー挑戦にはアマチュア資格が必要だった

25歳以下の若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供する「マイナビネクストヒロインゴルフツアー」には現在、198名の選手が登録している。そのほとんどはアマチュア資格を放棄し、プロ転向を果たして賞金を獲得できる状態でトーナメントに臨んでいる。

そんななか、同ツアーで初めてアマチュア資格を保持したまま参戦した選手が臼井だ。初出場となった開幕戦「マイナビカップ」で1打差の2位タイ、第2戦「Sanrio Smile Golf Tournament」でも3位タイと上位でフィニッシュしており、プロ転向を果たしていれば少なくない賞金が手に入ったはずだ。なぜ、あえてアマチュア資格を保持したのか。

「春先には国内女子ツアーのマンデートーナメントなど、アマチュア推薦でしか出場できない競技がありました。プロ転向して賞金を得られることも魅力的ですが、アマチュア資格を放棄するとマンデーからレギュラーツアーに出場するチャンスもなくなります。そのため、今年のマイナビネクストヒロイン序盤の戦いはアマチュア資格を保持したまま出場することを決めました」

国内女子ツアーのトーナメントに出場するには、シード権の保持やQTを上位で突破する以外に、主催者推薦というルートが存在。さらに、その権利を得るためマンデートーナメントと呼ばれる主催者推薦選考会がある。アマチュアであっても、主催者の推薦を受けてマンデーに出場し、上位に入れば本戦に出場することが可能。臼井も2023年「ヤマハレディースオープン葛城」で、このマンデーを突破して本戦に出場した経験がある。

春先の臼井は、このルートでのトーナメント出場を目指していたわけだが、そのためにはアマチュア資格の保持が絶対条件だった。なぜなら、プロとしてマンデーの推薦を受けるには日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)会員である必要があるからだ。仮にプロ転向してアマチュア資格を喪失してしまうと、プロテストに合格するまではマンデー含め推薦で試合に出場することができなくなってしまう。そのため、いくつかのトーナメントでマンデーの挑戦権を得られる予定だった臼井は、アマチュア資格を保持しておく必要があった。

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