「私はいつも追いかけるほう。終われるのは苦手なので、自分の順位を見ないでプレーしていました。基本はビビりで、めっちゃネガティブなんです」と和久井はいうが、団子状態の首位争いから連続バーディで抜け出したのは圧巻。初出場でスタート1番ホールから続いていた緊張を、自分のゴルフに徹してほぐしていったメンタルが群を抜いていた。
19年に行われたMNGTの第一回目の試合を除けば、初出場で初優勝は和久井が初めての快挙。年を重ねるごとに選手層が厚くなっているツアーだけに、簡単なことではない。和久井の将来の活躍が楽しみだ。(文・河合昌浩)
19年に行われたMNGTの第一回目の試合を除けば、初出場で初優勝は和久井が初めての快挙。年を重ねるごとに選手層が厚くなっているツアーだけに、簡単なことではない。和久井の将来の活躍が楽しみだ。(文・河合昌浩)