鈴木はゴルフに復帰するに当たって、アマチュアの試合に戻らずプロとしてMNGTの舞台をなぜ選んだのだろう。それは「ゴルフから離れていた2年間、自分のゴルフ人生を見つめ直しました」からだという。自分を見つめ直して出した結論が、「復帰したら早くレベルアップしたい」という思いだった。そのためには「最終プロテストを経験している選手も大勢出ているこのツアーでもまれたい」との考えだったと話す。
もちろんJLPGAのプロテスト突破を目指している。今年の9月で17歳の誕生日を迎える鈴木は、来年のプロテスト受験となる。
毎日球を打ってはいるが、「以前は200〜300球打っていましたが腰を痛めたので、いまは1日150球までと決めています。球数が少ないぶん、集中してできています」とポジティブに前を向く。
それにしても手術から早い復帰戦と思えたが、「スイングの基本はアプローチにあります。陽菜がゴルフを始めたころから、10、20、30ヤード刻みで打つ練習をさせていました。腰を痛めた後も、ショートスイングから初めてハーフスイング、フルスイングと振り幅を大きくしていってます」と話したのは父・岳志さん。そして「怖さはあるけど、リハビリを兼ねた体幹のトレーニングも続けていて、スイングに支障はありません」と本人もいう。
スイングをすることに恐怖はまだ感じてはいるが、「ゴルフをやりたい。プロになりたい」という気持ちが勝ったのだろう。だからいまのチャレンジがある。成績で上位には入れなかったので鈴木の次戦はまだ決まっていない、だが、MNGTにはファン投票による出場がある。出場機会を得てJLPGAプロテストに向けた成長の場をつかみとってほしいものだ。(文・河合昌浩)
もちろんJLPGAのプロテスト突破を目指している。今年の9月で17歳の誕生日を迎える鈴木は、来年のプロテスト受験となる。
毎日球を打ってはいるが、「以前は200〜300球打っていましたが腰を痛めたので、いまは1日150球までと決めています。球数が少ないぶん、集中してできています」とポジティブに前を向く。
それにしても手術から早い復帰戦と思えたが、「スイングの基本はアプローチにあります。陽菜がゴルフを始めたころから、10、20、30ヤード刻みで打つ練習をさせていました。腰を痛めた後も、ショートスイングから初めてハーフスイング、フルスイングと振り幅を大きくしていってます」と話したのは父・岳志さん。そして「怖さはあるけど、リハビリを兼ねた体幹のトレーニングも続けていて、スイングに支障はありません」と本人もいう。
スイングをすることに恐怖はまだ感じてはいるが、「ゴルフをやりたい。プロになりたい」という気持ちが勝ったのだろう。だからいまのチャレンジがある。成績で上位には入れなかったので鈴木の次戦はまだ決まっていない、だが、MNGTにはファン投票による出場がある。出場機会を得てJLPGAプロテストに向けた成長の場をつかみとってほしいものだ。(文・河合昌浩)