そして3パットもあったが、「入れなくちゃいけないところでは入ってくれました」とショットとパターが噛み合っていたことも勝因に挙げた。
MNGTは昨年から参戦しているが、上位に顔を出すようになったのは今年から。「テークバックを手で上げるクセがあり、オフの間にそれを矯正しました。体と腕の一体感が出て、ショットがよくなりました」と話す。基本的なことではあるが、体幹で振れるようになってショットがよくなり、同時にアプローチやパッティングも向上したという。
しかし1打を争う緊張感が続くラウンドで、集中力を切らさずに回りきることができたのは圧巻。「周りの選手のスコアは意識せず、自分のゴルフに徹しました。バーディを獲られても意識しないようにしていたのがよかったのかもしれません」と、山下。
これもまたゴルフの基本ではあるが、他の選手と競うのではなく、己と向き合いコースと勝負をするのがゴルフ。そこに徹したことで、集中力が途切れなかったのだ。
そして「疲れないサプリメントを溶かしたドリンクを緊張する場面では必ず飲んでいたのがよかったのかもしれません」と集中力が途切れなかったもう一つの理由を教えてくれた。そのサプリメントがどう効いたのかは分からないが、緊張すれば口が渇くもの。バーディパットの緊張をドリンクでほどいたことも勝因の一つだったのだろう。
この優勝で大きな自信をつかんだ山下。「このツアーはインターネットのライブ中継があって、気を抜けない環境があります。それがいい経験になっています」と話したが、この勢いのままプロテストに挑んで笑顔の結果を出してほしいものだ。(文・河合昌浩)
MNGTは昨年から参戦しているが、上位に顔を出すようになったのは今年から。「テークバックを手で上げるクセがあり、オフの間にそれを矯正しました。体と腕の一体感が出て、ショットがよくなりました」と話す。基本的なことではあるが、体幹で振れるようになってショットがよくなり、同時にアプローチやパッティングも向上したという。
しかし1打を争う緊張感が続くラウンドで、集中力を切らさずに回りきることができたのは圧巻。「周りの選手のスコアは意識せず、自分のゴルフに徹しました。バーディを獲られても意識しないようにしていたのがよかったのかもしれません」と、山下。
これもまたゴルフの基本ではあるが、他の選手と競うのではなく、己と向き合いコースと勝負をするのがゴルフ。そこに徹したことで、集中力が途切れなかったのだ。
そして「疲れないサプリメントを溶かしたドリンクを緊張する場面では必ず飲んでいたのがよかったのかもしれません」と集中力が途切れなかったもう一つの理由を教えてくれた。そのサプリメントがどう効いたのかは分からないが、緊張すれば口が渇くもの。バーディパットの緊張をドリンクでほどいたことも勝因の一つだったのだろう。
この優勝で大きな自信をつかんだ山下。「このツアーはインターネットのライブ中継があって、気を抜けない環境があります。それがいい経験になっています」と話したが、この勢いのままプロテストに挑んで笑顔の結果を出してほしいものだ。(文・河合昌浩)