ボールを打ち続ける吉村に声をかけた塚田の第一声は「インスタグラムでスイングを見せてもらったけど、ボールが左右に散らばるでしょ。何が原因だか分かる?」。対して吉村は「はい、右にも左にもミスが出ています。ダウンスイングで右足が前に出るからだと思います」と返答。
「分かっているんだ。右足の蹴りが早いんだよ。野球のティバッティングと同じ。ゴルフは止まっている球を打つ。構えたところにインパクトで戻る。右足が前に出ると手元が浮いて、力が逃げるし打点が乱れるよね」と塚田。そして「アイアンはいいのに。特にドライバーに問題ある。ドライバーはティアップするから簡単だと思われているけど、一番長いクラブ、ツアーで勝負できる球を打つことを考えれば一番難しい。でも大丈夫。ワッグルを変えればよくなる」と続けた。
吉村のワッグルは手先でヒョイヒョイとクラブを上げるスタイル。「それではインパクトが点になってしまう。インパクトゾーンを長くするには、ヘソを一緒に動かさなくちゃいけない。ワッグルもヘッドとヘソを一緒に動かしてごらん」と塚田はアドバイス。
始動からヘッドとヘソを一緒に動かすには、予行動作のワッグルからその動きをやることが大事なのだという。「手で上げていると、手で戻すことになる。その上、遅くなったヘッドスピードを上げようとして腰を速く切る。それでヘッドが遅れて下りてきてスライスが出るし、スライスを嫌って手首をこねて引っかけも出るんだ」という塚田の説明に、納得顔の吉村。
塚田が続けたアドバイスは、ボール位置だった。「アイアンはもう少し左に置くといい。ボールをつぶして打っている」と塚田。
この貴重な時間をムダにはしまいと、およそ3時間で300球を打った吉村。左右の曲がりは抑えられ、ラインが出る球を打つようになっていた。「この収穫は私にとってすごく大きいです。しっかり自分のことを分析して頑張ります」と、笑顔で吉村は話した。
「分かっているんだ。右足の蹴りが早いんだよ。野球のティバッティングと同じ。ゴルフは止まっている球を打つ。構えたところにインパクトで戻る。右足が前に出ると手元が浮いて、力が逃げるし打点が乱れるよね」と塚田。そして「アイアンはいいのに。特にドライバーに問題ある。ドライバーはティアップするから簡単だと思われているけど、一番長いクラブ、ツアーで勝負できる球を打つことを考えれば一番難しい。でも大丈夫。ワッグルを変えればよくなる」と続けた。
吉村のワッグルは手先でヒョイヒョイとクラブを上げるスタイル。「それではインパクトが点になってしまう。インパクトゾーンを長くするには、ヘソを一緒に動かさなくちゃいけない。ワッグルもヘッドとヘソを一緒に動かしてごらん」と塚田はアドバイス。
始動からヘッドとヘソを一緒に動かすには、予行動作のワッグルからその動きをやることが大事なのだという。「手で上げていると、手で戻すことになる。その上、遅くなったヘッドスピードを上げようとして腰を速く切る。それでヘッドが遅れて下りてきてスライスが出るし、スライスを嫌って手首をこねて引っかけも出るんだ」という塚田の説明に、納得顔の吉村。
塚田が続けたアドバイスは、ボール位置だった。「アイアンはもう少し左に置くといい。ボールをつぶして打っている」と塚田。
この貴重な時間をムダにはしまいと、およそ3時間で300球を打った吉村。左右の曲がりは抑えられ、ラインが出る球を打つようになっていた。「この収穫は私にとってすごく大きいです。しっかり自分のことを分析して頑張ります」と、笑顔で吉村は話した。