<マイナビネクストヒロインゴルフツアー◇第7戦 リオン・ドールコーポレーション/ゼビオグループチャレンジカップ◇3日◇本戦 一日競技◇ボナリ高原ゴルフクラブ(福島県)◇6418ヤード・パー72>
プロテスト合格を目指す木村怜衣は、マイナビネクストヒロインゴルフツアー第7戦「リオン・ドールコーポレーション/ゼビオグループチャレンジカップ」を6バーディ・2ボギーのトータル4アンダー、同ツアーで今季最高位の2位タイでフィニッシュ。
今月16日(水)から3日間の日程で行われるプロテスト第1次予選(那須小川CC)を控える木村は、昨年11月、腰の手術を行い約5カ月間ゴルフクラブを握らない期間があった。本格的に練習を再開したのは今年の3月で、コーチも変更。「スイングを変えて腰痛だったっけ、という感じです」と、痛みを感じない安定したスイング作りに挑んでいる。
「ショットの精度が安定したおかげで、考え方も変わりました。ミスをしたときにいまどう動いていたかを考えるようになり、どうしようもない不安がなくなりました」というように、ミスを引きづらなくなったことでマネジメントを考える余裕ができて平均スコアがよくなってきた。
「日頃から、クラブの本数制限をしたりして、今この状況で自分がなにをしないといけないか、なにを求められているのかを考えることでリカバリー力も身についてきました。ほかにも、練習ラウンドをするときは2球打って、次打は状況の悪いほうを取ってスコアをつくる周り方をしたりします」。こうしてマネジメント力を上げることに成功したという。
「マネジメント力は自分で身につけていくしかない。そういう状況を与えてくれたコーチのおかげです。これまで、自分というものを無視して理想を押し付けていました。だけど、いまはゴルフって常にうまくいかないものだし、これがゴルフだなって思ってやれるようになったことが大きい。腰痛のおかげで、自分を一から知るいいキッカケになりました」と話したように、ケガを成長の肥やしに変えているのが木村の強さになっている。
「私は周りを気にしがちだけど、一緒に回ってるだけで自分は自分だよ」という意識が今大会ではできたという。プロテスト合格に向けて引き続き「自分のゴルフに集中すること」を意識して最終調整に取りかかる。(文・高木彩音)
※ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は将来ツアーで活躍することを目指す、JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場として2019年に始まった。今シーズンは全15戦が予定されている。出場選手は年間ポイントランキングによるシード、前大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などによって決められる。