JLPGAプロテスト第2次予選を控える鈴木磨夜は、今季マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーの戦いの中で自身の成長を感じていた。
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プロテスト第2次予選を控える鈴木磨夜はネクストヒロインツアーで得た「自信」を手に「通過」を目指す
JLPGAプロテスト第2次予選を控える鈴木磨夜は、今季マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーの戦いの中で自身の成長を感じていた。
配信日時:2023年9月25日 02時17分
JLPGAプロテスト第2次予選を控える鈴木磨夜は、今季マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーの戦いの中で自身の成長を感じていた。
今季同ツアー第2戦 PGMシリーズ「withGolf CUP」(二日間競技)の第1ラウンドで、4バーディ・1ボギーの3アンダーで初の単独首位発進を決めた際、「自信もってゴルフをすることができていなかったのですが、ポジティブに考えるようにしていたらショットが曲がらなくなった」と話していた。第2ラウンドでスコアを落とし、結果は惜しくも2位タイだったが、これまで優勝争いを経験していなかった鈴木にとって躍進のきっかけとなる試合となった。
そこから、第6戦 PGMシリーズ「Cool Cart CUP」(二日間競技)でも初日を7バーディ・1ボギーの6アンダーで首位タイ発進。第8戦 PGMシリーズ「GRAND PGM CUP」(二日間競技)の初日にボギーフリーの5アンダー・3位タイの好スタートを決めるなどの活躍を見せるなど、優勝争いを演じられるように。今季は8試合に出場しトップ10回数が4回、最低順位は17位タイと安定しており、プロテスト第1次予選も通算1アンダー・16位タイで終え第2次予選へコマを進めている。
上位争いができるようになったのは、今年の3月にグリップの握り方を変えてショットの方向性が安定したことにもある。もともとフックグリップだった鈴木は左手の握る位置を浅くして、ややウィークグリップに。「変えてからショットがよくなってきて、パーオンする確率が上がりました。パーでしのいでいければ、いつかバーディは来ると思っています。プロテストでも生かせるかなって」と鈴木は語る。慣れた握り方を変えることはそう簡単ではない。練習で少しずつ慣れ、試合で実践し、また練習。何度も繰り返したことで、段々と自分のものになり、今季の活躍につながっている。
鈴木は10月3日から静ヒルズCC(茨城県)で行われるプロテスト第2次予選に出場する。「あまり張り切り過ぎてもよくないですよね。いつも通り楽しく笑顔でできたらいいなって。もしスコアを叩いてしまったとしても、笑顔でいられれば切り替えられると思っています。そこを意識しながら練習も取り組んでいきたい」と話す。
「初めてマイナビで初日首位に立てたあの日からから少しづつ自信がつくようになっています」と、同ツアーで掴んだ自信を手に、人生の行き先が決まるセカンドステージの「通過」を目指す。(文・高木彩音)
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