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平塚新夢がマイネクラストステージ 今季からプロの舞台「私の名前を探してみてください!」

昨年、7度目のプロテスト挑戦で合格を手にした平塚新夢が、“マイネク”ラストマッチを終えた。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2025年2月12日 08時30分

<マイナビ チャレンジマッチ THE Heroines 2025 一日競技◇12日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6427ヤード・パー72>

昨年、7度目の挑戦でJLPGA最終プロテストに合格した平塚新夢はマイナビ ネクストヒロインゴルフツアーのラストステージ。「74」で回り2オーバー・13位タイで終えた。

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同ツアーには2019年に選手登録したが、国が指定する難病『成人発症スチル病』の影響で一度休止することに。23年から試合に復活し、主催者推薦などで試合に出ていた。「私はあまり投票とかで上位に行けるタイプではなく、推薦で出させてもらうことが多かった。マイナビ関係者の皆さんに感謝をしながら、『変な成績は出せないな』と思いながら、皆さんに喜んでもらえるような成績で上がろうと思いながらやっていました」と振り返る。

一番印象に残っているのは「ファイナルで優勝したことがすごくいい思い出」と、昨年の賞金ランキング上位者しか出られない最終戦でツアー2勝目を飾ったことだった。「プロテストを通って1発目の試合がファイナルだったので、それで優勝できたことはすごくうれしかったです」と喜びが溢れる。「あとは、一昨年のマイナビで10月ぐらいにやった大会で、足くじいたことですね(笑)」とアクシデントも今ではいい思い出だ。

同ツアーは「将来有望な若手女子ゴルファーに賞金のかかった真剣勝負の機会を提供することにより、大きく羽ばたいてもらいたい」という思いが込められて発足。平塚はこのツアーで戦い「メディアとかの露出も多いので、プレー中もニコニコ楽しそうにやるっていうのがけっこう大事だなとか、プロじゃない試合とかだと観客はいないし、(自分の感情が)態度に出たときは表情があまり気にならないと思うんですけど、(ネクヒロでは)トップの順位になるほど、人に見られながらプレーすることが身につくので、『最後まで頑張らないと』という気持ちにさせてくれるような試合だなと思いました」と回想した。

プロゴルファーになってから初めてのオフシーズン。プロとしての実感は「あまり湧いていないですね(笑)。まだシーズンが始まってないからかな…」と気持ちはいままでと変わらず、平塚らしく淡々とした様子だった。しかし、闘志は燃えている。「ステップで優勝、まずは1勝したいです」と意気込む。自身の今季初戦は4月3~5日に行われる「YANMAR HANASAKA Ladies」(滋賀県、琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖・三上コース)だ。

「プロ初年度はたくさん大変なこともあると思いますし、メンタル面も不安なことがあるんですけど、まずは自分らしくプレーすることが1番大事だなと思う。あまり追い込みすぎず、もちろん成績を出したい気持ちはありますが、負荷をかけすぎずに楽しんで、1年過ごせたらいいかなと思っています」

最後に「マイナビで応援してくださっていた皆さんへ、ステップ・アップ・ツアーとかレギュラーツアーで放送されるので、いっぱい映れるように頑張るので、是非チェックして私の名前を探してみてください! ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします!」とファンへ向けた。平塚はこれでネクストヒロインツアーを卒業。プロゴルファーとして大きく羽ばたいていく。(文・高木彩音)

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