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池羽陽向を変えた海外での3カ月 “攻め”に転じたプレースタイル「バーディ取らなきゃ」

オーストラリアで一皮むけた池羽陽向が、好スタートを切った。

所属 ALBA Net編集部
小池 文子 / Ayako Koike

配信日時:2025年4月16日 07時30分

<マイナビネクストヒロインゴルフツアー CRÉATION DREAM CUP 初日◇15日◇葉山国際カンツリー倶楽部 (神奈川県)◇6194ヤード・パー72>

3カ月にわたるオーストラリアツアーの挑戦を終え、池羽陽向が帰国した。現地では8試合に出場し、そのうち7試合で予選を通過(セカンドカットは1試合)。賞金獲得圏内に入るなど、着実に結果を残した。

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「オーストラリアの試合は4日間で、予選カットがあるんです。カットラインも基本は2アンダー。それまでの自分はパーを拾っていくゴルフだったけど、それじゃ通用しない。『バーディを取らなきゃ』と思うようになって、気づいたらバーディが取れるようになっていました」。追い詰められた環境の中で、プレースタイルに変化が生まれた。

変わったのは、それだけではない。「日本にいたときは、スイングがよくないからショットもよくないって思い込んでいた。でも、オーストラリアにはスイングが独特でもいい球を打つ選手がたくさんいた。そこを気にするよりも、いいショットが打てればそれでいいんだと思ったら、自然とスイングも良くなっていった」。理想の形ばかりを追い求めていたことに気づき、自分のスイングに対するコンプレックスからも解放された。

もっとも、オーストラリア挑戦のきっかけは、前向きな気持ちばかりではなかった。これまでプロテストを5回受験し、いずれも2次で敗退。昨年は敗退後、1週間にわたってゴルフを辞めることも考えていたという。そんな池羽の背中を押したのは、アメリカの大学でゴルフを続けている、小学生時代からの友人たちの言葉だった。「海外の試合は、日本よりずっと楽しい」。ゴルフを心から楽しめなくなっていた池羽の胸に、再び挑戦する気持ちが芽生えた瞬間だった。

挑戦の末、ポイントランキング5位に入り、来季のシード権を獲得。海外ツアーでの経験は、ゴルファーとしての成長だけでなく、確かな結果としても結実した。

そして迎えた今季、マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーの初戦。最大風速11.2m/sを記録する強風の中、2アンダーで単独首位に立ってホールアウト。この日アンダーパーで回ったのは、わずか2人。「ほぼ100点に近いゴルフだった」と胸を張った。

昨年は同ツアーで2度の2位を経験し、悔しさも味わった。「今年は勝ちきりたい」。海外挑戦を経て、ひと皮むけた池羽が、2023年以来となる2勝目を見据える。(文・小池文子)

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