<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第11戦 マイナビカップ(一日競技)◇18日◇南総カントリークラブ 東コース(千葉県)◇6280ヤード・パー72>
2022年の最終戦で優勝経験を持つ鍋島海良(なべしま・かいら)は、5月の「Sky New Try Ladies Cup」以来の出場。これまで地元・熊本県で練習に励んできた。
「刻むっていうことを知らなくて…」 永野竜太郎のおかげで変わった鍋島海良の“ゴルフ脳”
最終プロテストが控えている鍋島海良。貴重な実戦の場で弾みをつけたい。
配信日時:2024年10月17日 22時16分
<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第11戦 マイナビカップ(一日競技)◇18日◇南総カントリークラブ 東コース(千葉県)◇6280ヤード・パー72>
2022年の最終戦で優勝経験を持つ鍋島海良(なべしま・かいら)は、5月の「Sky New Try Ladies Cup」以来の出場。これまで地元・熊本県で練習に励んできた。
「自分から出たいと言って、成績が残せなかったら嫌なんです」と5カ月ぶりの出場になったのには理由があった。成績やファン投票、推薦で出場権を得ることができるマイナビネクストヒロインゴルフツアーだが、「いい成績を出したいけど、そのときに出せるとは限らないから難しい」と消極的になっていた時期も。だがJLPGA最終プロテストを今月末に控えることもあり、「すごくありがたい」と出場を決意した。「優勝目指して頑張りたいです」。しっかりと前を向く。
今大会が行われる南総カントリークラブ 東コースは「距離が短い分、バーディをとりたい。パター勝負になるかなと思う」。苦手意識はないが、雨が予想される天候に「ピンチがきたらしのぎたい」と意気込む。
今年のプロテスト第2次予選は、カットライン上のトータル1アンダーで突破。初めて進んだ昨年の最終プロテストでは合格に1打及ばず涙をのんだが、今年は自身の“ゴルフ脳”と向き合ってきた。「今までは刻むっていうことを知らなくて…」。ひたすら飛ばすプレースタイルだったが、今は「頭を使って」プレーすることを心がける。
きっかけは、昨年のプロテストへ向けた練習ラウンドで男子プロ・永野竜太郎と回ったときのことだった。永野が「そこまで打つ必要なくない?」、「この辺でいいんじゃない?」とボールを置く場所などについて指摘。2打目、3打目をラフから打つよりも、多少距離が残ってもフェアウェイから打った方がチャンスにつけられる。「ゴルフを自分で難しくしている」ことに気づかされた。
「私はどちらかというとコツコツタイプ」。ゴルフに限らず、なにごとも習得に時間がかかる方だという。その分、「コツコツやってきているから、今年はいいはず」という自信にもつながっている。「優勝したらまた違う世界が見えそう」。6回目の挑戦となる最終プロテストを前に弾みをつけたい。(文・小池文子)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
第11戦 マイナビカップ
第11戦 マイナビカップのニュース
- 最後は「ラッキー!」 悪天候に池ポチャ、不運を跳ね返した青木香奈子がツアー初優勝【マイナビネクストヒロインツアー】
- 青木香奈子がツアー初優勝 脇元華の妹・桜は2位【マイナビネクストヒロインツアー】
- <中間速報>今井鮎美が首位 青木香奈子ら1差追走【マイナビネクストヒロインツアー】
- 注目アマ横山珠々奈が初出場 目指すのは上田桃子みたいな「強い選手」
- 臼井蘭世が“アマチュア”のままマイナビネクストヒロインに出場した理由
マイナビネクストヒロインゴルフツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |