＜マイナビチャレンジマッチ THE Heroines 2024　本戦（1日競技）◇7日◇琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）◇6465ヤード・パー72＞

ステーブルフォード方式（※）で開催された一日競技の「マイナビチャレンジマッチ THE Heroines 2024」で、今年初めての試合に臨んだ横峯さくらは4バーディ・2ボギーの24ptで8位タイに入った。今季からクラブ契約フリーとなり、キャディバッグにはヨネックスのアイアンが入っていた。

舞台は毎年開幕戦が行われる「ダイキンオーキッドレディス」と同じ沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部。「琉球はすごく知っているコースでもあるので、その中でアンダーパーで回れたのは良かった」と今季初戦を評価しつつ、「やっぱりまだまだだなというところがあるので、シーズンが始まる前までにいい状態にしたい」と反省が口をつく。

「いろんなクラブを試したいというのもありますし、あまりこだわらずに」と、今季から心機一転、クラブ契約をフリーにした。米ツアー参戦時代に1年だけ契約フリーの時期があり、ゴルフ人生では2シーズン目となる。

ウッド系は昨年までと同じキャロウェイを使っているが、アイアンはヨネックスに変えた。「アイアンの距離感がちょっと分かっていなかったので、前半はそこで苦労した」。ステーブルフォード方式は多くのバーディを獲らなければ上位に入れない。序盤から果敢に攻めたが、なかなかアイアンがピンに絡まず、6番まではバーディなし。しかし「後半は分かってきた」と7番パー5で最初のバーディ、9番パー4で2つ目のバーディを奪った。

「（後半は）グリーンをとらえていた。そこも含めて、早い段階で試合で試せたのは良かった。大収穫です」と笑う。シーズン初戦もヨネックスのアイアンで戦う予定だ。

今季はQTランキング40位で迎えるため、開幕戦のダイキンオーキッドレディス（2月29～3月3日）に出場することができない。3戦目となる「Vポイント×ENEOS ゴルフ」（3月15日～17日）は推薦での出場が決まっている。限られた試合のなかで結果が求められるだけに、この一日だけの実戦は横峯にとって貴重な時間となった。

※ホールインワン『+10pt』、アルバトロス『+8pt』、イーグル『+5pt』、バーディ『+3pt』、パー『+1pt』、ボギー『0pt』、ダブルボギー以上『-2pt』