<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第6戦 PGM CUP 初日◇30日◇セゴビアゴルフクラブ イン チヨダ(茨城県)◇6434ヤード・パー72>
1アンダー・20位タイで初日を終えた青木香奈子は「爆発的なスコアが出ない」と自身のショットに「いまいち」と首をかしげた。
「調子は悪くはないんですけど、ちょっとしたミスがあって、大きなスコアは出ない」とショットの課題を挙げる。この日は後半の11番パー5でティショットを左の池に入れ、そこから伸ばせなかった。本来であれば、「ドライバーで打って、ツーオンを狙える」はずのホールで痛恨のボギーとした。
納得の初日と行かなかったものの、青木は第5戦終了時でパーオン率は80%で全体3位に位置しておりショットは好調。さらに今季からユーティリティの代わりに4番アイアンを投入したことも奏功した。打ち込むスイングの青木にとって「今までは苦手なものを無理して打っていた」とユーティリティに違和感を覚えながらラウンドを続けていた。
そんな中、昨年8月の「日本女子オープン最終予選会」で同組の山城奈々が4番アイアンを使用しているのを見たことがきっかけで投入を決意。今では「球も止まるし、グリーンをとらえられるようになった」と特に長めのショートホールで自信をもって振れるようになった。さらに、フォロワー2.9万人を誇るインスタグラムではそのショットを披露。「男子でもなかなかいないのに!」「ナイスショット!」などのコメントにあふれた。
これまで出場3試合中2戦でトップ10入り。悪天候が見込まれる最終日であるが「雨はちょっと得意」と心配はしていない。「きのうよりいいスコア」を掲げ、3戦連続トップ10入りを狙う。
※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。24年は14試合前後が予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などにより決められる。