タイのアマタスプリングスで開幕した日本選抜vsタイ選抜の対抗戦「第一回アマタフレンドシップカップ」。日本選抜は、午前のフォアサム形式、午後のフォアボール形式ともに1勝2敗1分けとなり、初日の獲得ポイントは「3」。タイ選抜に2ポイントリードを許す展開となった。

時松隆光＆原英莉花組が2戦2勝の大活躍…男女混合マッチ・アマタフレンドシップカップ写真館

午前の競技はともに出番を譲り、午後のフォアボール戦第1組から大会初日を迎えた谷原秀人＆畑岡奈紗ペア。“海外組コンビ”として、勢いをつけたいところだったが、ジャズ・ジェーンワタナノンド＆ポルナノン・ファトラム組との対戦は、3＆2での敗戦となった。

「序盤はなかなか噛み合わず、難しい展開でした。縦の距離感が合わず、全部奥目にいっていた。バーディパットを打つのが難しかったですね。チームに貢献できないと悔しい（谷原）」「お互いにミスをカバーできなかった（畑岡）」と反省を口にした両者。ホールアウト後には、すぐさま練習場へ向かい、他ペアの結果は気にしつつ、ショット調整を行っていた。

谷原はチーム最年長、畑岡は女子で唯一の海外ツアーを主戦場とする選手で、ともに日本選抜を引っ張る立場だけに、「ポイントはそんなに離れていないですし、最後のシングルス戦が勝負だと思うので、自分の状態も上げていきたい（谷原）」「初めての経験なので、リズムをつかむのは難しかったですが、明日以降は今日の反省を踏まえて戦いたい。2日目は2ラウンドになると思うので、両方勝っていい流れを作りたいと思います（畑岡）」と意気込んだ。