JGAナショナルチームのヘッドコーチ、ガレス・ジョーンズ氏は西村の強みについて「飛距離が出る選手ではありませんが、準備の質は最も高いと思います。ゴルフ場では表面的に見えづらい“事前準備の質”が大事になってきますが、戦略を立てるのがうまく、頭の使い方や注意力が素晴らしい。加えてメンタルストレングス（精神的な強さ）が光っています。スイングの技術も高く、今年も勝負できる年ですし、優勝に絡んでくると思います」と評し、太鼓判を押す。

悩んだ末に「（WAAPは）自分のなかで大きな試合と決めている」と、22日（月）におこなわれた「全米女子オープン日本地区最終予選会」への出場をパス。入念な調整をはかって、昨年のリベンジに闘志を燃やす。


【アジア・太平洋女子アマチュア選手権って何？】R＆A主催のもとアマチュア女子ゴルフの更なる発展と成長を目的に、2018年2月にセントーサゴルフクラブ（シンガポール）で第一回大会が行われ、二回目となる今大会はザ・ロイヤル ゴルフクラブ（日本/茨城）で開催。優勝者には「エビアン・チャンピオンシップ（7月25日〜28日）」「AIG全英女子オープン（8月1日〜4日）」、そして2020年「オーガスタナショナル女子アマチュア」への出場権が付与される。