将来有望な若手女子プロゴルファーに“賞金のかかる試合の場”をより多く提供し、若手選手たちの経験値を増やして、国内ツアーをはじめ、世界で活躍する魅力ある選手の輩出に寄与していきたい、という理念のもと実施される「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」（共催：株式会社マイナビ、GOLF Net TV 株式会社ほか）。

越雲みなみ フォトギャラリー＜17枚＞

第4戦「ALBAレディス」が8月2日（金）にザ・クラシックGC（福岡県）で開催。第2戦「マイナビカップ」で「69」をマークし、3アンダー・2位でフィニッシュした越雲みなみが、初優勝を目指して、開幕前日に練習ラウンドを行った。

第2戦では7バーディを奪取したが、ダブルボギーやトリプルボギーなど大叩きするホールもあり、出入りの激しいラウンドだった。スイングの不安定さからときおり球を曲げしまうのが、目下の課題だと語る。

「（6月6日に開催された）第2戦が終わってからは、日頃指導してもらっている石井忍コーチのアカデミーで練習したり、実戦経験を積むために他ツアーに出場したりして過ごしていました。スイングの課題は、どうしてもボールを迎えて打ってしまうクセがあり、上体が流れてしまっています。修正するために石井コーチと取り組んでいるのが、左ヒザを伸ばしながらのインパクト。上体が目標方向に流れることを防げますし、徐々にですが、飛距離も伸びてきているので、少しずつ手ごたえをつかんでいます」

今大会で同ツアー3試合目の出場となる越雲には、どうしても「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」で叶えたい目標がある。各試合の順位に応じて付与される獲得ポイント上位30名が出場できる「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーファイナル」（12月16日開催）で、優勝賞金300万円をゲットすることだ。今年の最大の目標は「LPGA女子プロテスト」合格だが、この最終戦の優勝賞金をオフに行うレッスン合宿やツアー出場費用など、今後のゴルフ活動資金に充てたいという。